浪人生の親を励ましてくれるエンタメ作品
我が家の10代たちを理解したいのがきっかけで見始めた作品に、純粋にどっぷりはまることがある。そのうち2つを書きとめたい。
私が理解したいのはだいたいこんなこと。
科学を学ぶ楽しさってどんなもの?
高校の科学部ってどんなとこ?
浪人してまで東大って行きたいものなの?
東京のどこに魅力を感じるの?
こういう気持ちがなかったら見ることもなかったかもしれない作品1つめはこちら。
宙わたる教室
現在4話までNHKで放送ずみ。定時制高校を舞台に理科教師と学生の交流を描く。
4話ではイッセー尾形が演じる長嶺さんが、怒りのエネルギーでがんばってきたことや奥さんへの想い、反省などを語る数分間がすごかった。しかも、こういう名場面!というパートのほかも全てセリフや映像に魅力があって次回が待ち遠しい。
原作は伊与原新の同名小説とのことで、私は全く知らなかったけれどドラマがあまりに良いので原作も読もうと調べて、原作者は東京大学大学院で地球惑星科学を専攻した経歴があることを知った。だから知識ゼロの私にも科学へのわくわくを感じさせてくれるのかもしれないと思った。そして登場人物全てに対し細やかなまなざしがある。東大は怖いところではないのかもしれないと、ちょっと安心材料になった。
2つめは、たむらかえ2さん。
日常エピソードトークのエンタメチャンネル。現在東大大学院生なので、東大エピソードも時々ある。物理専攻は潔癖の人が多い傾向にあり採った植物を食べたがらないけど、生物専攻の人たちは信じられないくらい素早く口に入れるという話が、食べられる植物好きの私にはツボだった。
この方の何が良いって、何でもかんでも楽しそうなこと。浪人経験についても、勉強の理解が深まって良かったというようなことを言っていて、こちらも浪人生の親の安心材料になった。
おまけ。
たむらかえさんのお菓子づくり動画も大好き。
こっちがメインチャンネルとのこと。