見つめていたい。な、記事。
閲覧ありがとうございます。
夏前に、知人から、「見守りカメラ」をゆずっていただきました。特に、うちには、「見守る」必要がある対象はいないのですが、知人家には、2つあるから、
「お宅には猫がいるし。」という感じで、差し上げると言われたのですが、無料は、ムズムズしますので、定価でゆずっていただきました。
「主君を見張ろうなどと!この無礼者めが!」
と、ヌシからは、「そんなヤツは、300回くらい改札口で引っかかる呪いをかけてやる」とか、言われてそうですが、ヌシスポットに設置してみました。
多分、スルーだろうなと思いました。
が、
と、言う風に、無視はしないということが
わかりました。
暇ぶっこいているので、異物に興味深々なのだと
思います。
部屋が暗いなぁと、思ったので、ヌシスポットパート2に移動しました。
「スケキヨ!あ、間違えた。ヌシちゃん!ヌシさま!おーい!」
呼びかけました。わたしを探してキョロキョロするさまを見るのは、飼い主の醍醐味です。
シカトされました!!
検証の結果、カメラは無視しないが、人間は
無視するという揺るぎ無い事実が浮かびあがり
ました!
「後ろにバッタがいるよ!そんじょそこらのバッタじゃないよ!殿様バッタだよ!」
「上に、なんと!生き残りのセミがいるよ!ど根性アブラゼミだよ!」
などと、選挙のように、呼びかけても、シカトして
ぐごぐごと寝ていました。
呼びかけて、昼寝の邪魔をして、あわよくば、
夜中は、寝入ってもらおうという、作戦でしたが、
さすが、スケキヨ。あ、間違えた!やはり、ヌシ
です。動じません。
「ちっ!役に立たねぇヤツめ。」
こういう経緯で、見守りカメラは、3日で解雇に
なってしまいました。
ムダな努力の「見守る」隊でしたが、ヌシからしたら、「見守ってくれた」よりも、
「干渉された」と、感じたと思います。
赤ちゃんや、寝たきりで見守りが必要な方、いたずらをするイッヌさまなどは、第三者が「干渉」する
必要がありますが、それ以外の方々への見守りは
場合によっては、過干渉になってしまいますね。
干渉してしまったわたしには、ヌシが、仕返しに
干渉してきても、クレームは、付けられません。
「猫踏んじゃったら、八倍返し」が信条のヌシです。
真夜中は、ヌシの劇団四季ばりのミュージカルが
開催され、カーテンコールは、明るくなるまで
続きました。
感激で、目がバシバシしました。
今日も、ヌシペースで、ヌシの思うとおり、
我が家を練り歩いて欲しいなと思います。