唯一無二のケミストリー「BECK」
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漫画で、「音」を伝えるのは、難しいかと思います。というか、しかけ絵本じゃないとムリでしょう。だから、音楽漫画などは、いかに読み手に臨場感を与えるか、想像させるかが、書き手さんの技量だと思います。わたしは、BECKで、十分に感動させていただきました。
「BECK」は、14歳にして、人生をあきらめつつあった少年田中幸雄(名前からして埋もれそう)が、天才ギタリスト竜介(ロン毛イケメン)と、出会い、ボーカルの才能を発揮し、仲間といっしよに、音楽に、人生に、果敢に挑戦していく漫画です。
BECKが、ぐんぐん売れて、天下取って、終わる漫画かといったら、そうではありません。社会の厳しさと、プロモートの難しさ、また、あっけない別れなどが描かれた、勉強にもなる漫画でした
ギター一つにとっても、「神様」と呼ばれるアーティストは、世界中にいます。誰もがジミ・ヘンドリックスや、エリック・クラプトンに、憧れはすれ、彼らのような演奏はできないと思います。
「ボールは友達さ!」と言ったキャプテン翼くんのように、「ギターは友達なんだ!」と、常にギターを背負った生活をしても、天からもらった才能には格差があるのが現実です。
「自分はこれくらいだ」と、自覚して、それから、受け入れることは、受け入れ、できないことはできないというのが、プロなのかなと思います。ショービジネスの世界は厳しいですよね。
誰もが一度は、憧れますが、なんの苦労もせず、涙も流さずには、舞台の中央には立てません。
むかし、ある番組で、LUNA SEAのスギゾウさんが「娘が男性を連れてきたら、ギターを弾かせてみる。人間性がわかるから」と、おっしゃってました。
上手く弾こうと、慌てて、間違う人や、
ゆっくり間違わずに丁寧に弾こうと、する人
「僕は弾けません」と、最初から弾かない人
いろいろ、タイプがあるでしょうね。
BECKは、いろいろありましたが、ケミストリーの合う仲間に奇跡的に廻り合い、一つの小さいかもしれませんが、結晶ができた漫画です。
スポーツ根性物ではありませんが、それに近い熱さを感じました。
漫画も、笑いはちゃんとおさえていて、飽きさせません。文庫もでてますから、いつか、買い求めたいなと思います。
楽しみです。