「変わらない」という尊さ。のび太くん、ありがとう
暑中お見舞い申し上げますm(__)m
閲覧ありがとうございます。
昨日は、、残念なお知らせが入ってきました。
初代ののび太くん役の小原乃梨子さんが、お亡くなりになり、ドラえもん好きな皆さんは、とても
悲しい気持ちになったと思います。
「声優」さんは、強い気持ちが要る仕事です。
あくまで、主役は、アニメの主人公です。
アニメの主人公は、ずっと年を取らなくて、年号をまたぐ場合が多く、いつも、どんなときでも、
「衰えた」声を充てるわけにはいきません。
例え、プライベートで水漏れ事故があっていて、
自宅が気になる場合でも、マッシュカットにするつもりが失敗して、ワカメちゃんになってしまって、
テンションが下がる場合でも、変わらない安定した
声を出さねばなりません。
リアルな俳優ならば、年を取る本人に合わせて
役柄も変わりますが、声優さんは、そうはいきません。アニメファンは、結構、シビアなものです。
実際の仕事では、常にアップデートしないと、
「質」が落ちていくので、本人は、成長せねば
なりませんが、アニメの場合は、へたなアップデートをしたら、「違和感」という、マイナス要素になってしまいます。
小原さん世代のドラえもんファミリーは、
揺るぎ無い「安定な王座」を築いた、プロ魂が溢れる声優さんたちだったと思います。
小原さんの声と言ったら、のび太は勿論ですが、
オタンコナス?のスットコドッコイ?の
ドロンジョさまや
アルプスの少女のペーター!
あの、ほんわかした、感じの、後ろからひざかっくんしてやりたくなるような少年の声は、小原さんだから、人気が出たのでしょう。
昭和の偉大な皆さんの訃報は、とても、とても、
悲しくなりますが、
「声」を残してくださり、ありがとうございます。
ドラえもんが続くかぎり、貴女のことをみんなが
忘れることは、無いでしょう。
小原乃梨子さんのご冥福をお祈りします。