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ママ図書④「エースをねらえ」

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ただ、漫画やその他のいろいろについて、勝手に自分解釈で記録しているだけのnoteです。

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今日は、エースをねらえについて、書いておこうと思います。昭和のスポーツ漫画は「熱い」、「ど根性」、「まっすぐ」な印象があります。

裏で嫌がらせしても、現代と違い、陰湿さがありません。そして、絶対に仲直りします。読んでいてイヤな感じを受けない爽やかな漫画が多いです。

「エースをねらえ」は、ウルフカットのどこにでもいる女子高生がテニス部で、大抜擢を受け、切磋琢磨しながらも、上を目指す物語です。

登場人物で、凄いインパクトがある方は、誰かと言ったら、竜崎麗華こと、「お蝶夫人」です。名前から言って、主人公の憧れかと思います。主人公は「岡ひろみ」というあまり、ひねってない名前ですから。

お蝶夫人は、ゴージャスな巻き髪で、どんなに動いても、髪型は崩れません。テニスの練習がハードなのに、髪の毛の手入れもしっかりとやるとは、並みの高校生ではないと思います。

しかも、仲間思いの熱い方です

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さすがです。このコマだけ見たら、ベルばらのアントワネットさまに見えてしまいます。

エースをねらえには、名言というか、リアルな社会人生活にも通じる言葉が多数あります。読んだ方々は、それぞれに、胸にひびく言葉があったことだろうなと思います。

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上の言葉など、わたしには、痛い言葉です。


コーチも、個性的な方で、ひろみに恋をしているかのように、熱烈に指導してきます。他の部員が嫉妬するほどでしたが、それも、あとになり、わかりますが、コーチには時間がなかったのですね。

そして、先輩部員の藤堂さん、藤堂さんは、実はお蝶夫人からも、思われているのですが、ひろみと相思相愛になります。揉み上げが立派です。


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コーチの浴衣?の柄ばかりに目が行ってしまいますが、コーチは、テニスだけではなく、人を愛する覚悟まで、教えてくれました。


エースをねらえは、凄い素質を持ったウルフカットの岡ひろみの成長がメインですが、コーチやお蝶夫人、藤堂さんなと、彼女を見いだし、サポートする周りの人間無くしては、成り立たない漫画だと思います。

素質があっても、環境や、人脈にめぐまれず、開花できずに終わる方もおられますから、ひろみはラッキーガールだったのだろうなと思います。


エースをねらえは、映画にも、アニメにも、なっていますが、わたしは、登場人物のセリフがゆっくり読める、紙漫画が大好きです。


あきらめたら、それで終わり。自分だけのエースを狙わねばならないと思います。

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