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うちのカミさんがねぇ~「刑事コロンボ」



閲覧ありがとうございます。
今日は、ずっと根強い人気を誇るミステリーの
「刑事コロンボ」のコレアレを書いておこうと思います。



ミステリーチャンネルで、再放送が何回もあったみたいですが、映像が古そうだし、「コロンボ刑事」は、作品を観なくても、知ったつもりでいました。
しかし、つい最近、タイミングがあって、作品を観て、「うーん、コロンボ刑事は凄い、これは、noteにしておこう」と、思いました。



コロンボシリーズは、最初に、犯人目線から始まり、犯罪が起こったあとに、コロンボが登場、
犯人VSコロンボの図式になります。なんだか、
「古畑任三郎」みたいですよね。古畑シリーズが
コロンボに寄り添っているのかもしれませんが。
しかし、古畑警部は、部下が手足になり、動きますが、コロンボ警部は、ソロ活!ソリストです。
一人で足を運び、考え、事件を解決するし、それが、なんと62話まであるなんて!息の長い人気作品だったんですよね。



ちょっと!よござんすか?


コロンボシリーズは、吹き替えしか観たことないけど、言い方が独特で、にまにまとしてしまいます。

「やっこさん、慌てたんでしょうねぇ~」

とか、

「いゃ、あたしゃねぇ」

とか、現代の警察官なら、言わないだろなぁ的な
言い回しも、コロンボならではです。


コロンボシリーズの犯人は、だいたいが、名のある
芸術家、社長、スター、などです。そして、殺しの動機が「自分に都合が悪いから」という自分勝手な
理由です。わたしから、見ても、にくたらしい犯人は、いて、「コロンボがんばれ!」とか、思います。逆に、好きな犯人なら、「コロンボ!そこら辺で、やめとけ!」と、思いながら観ます。しつこいコロンボに、最初は、愛想がよい犯人たちも、荒ぶってきます。



また、来たんかぃ

呼び方を例にしますと、、

最初は、

「警部さん!」

「コロンボ警部さん!」

「コロンボさん!」

「コロンボ!!」

「やい!きさま!」

という風に、追い詰められていくさまが、犯人の呼び方でも、解るのがコロンボシリーズの特徴です。
(知らんけど)


いつも、くたびれた格好で登場のコロンボですが、
最初から、そうだったのでしょうか。
第一話のコロンボをご覧ください。


シュッとしてる!

かみさんが、チェックしていたのか、ハンカチーフなど、小物も、常備しています。
爽やかイケメンです。

それが、殺人という、恐ろしい事件に遭遇するたび、そして、それを犯しても、平然とウソをつく
人間たちと、数多く接するたびに、コロンボは、
くたびれていったのでしょう。



車もくたびれた


ポアロ氏、ホームズ氏など、殿堂入りの名探偵はいますが、わたしが、何より、コロンボ推しになる
理由は、彼が「公務員」だと、いうことです。
探偵さんは、報酬次第で動きますから、経済的にある程度、余裕が無いと依頼できないし、彼らも動きません。しかし、コロンボは、市民の味方の公務員。定額給料で、事件解決まで、朝、晩、関係なく
頭と体をフル回転します。
そして、きっちりと、やり遂げる。公務員の中の
公務員!まさに、プロジェクトX!
中島みゆきさんの地上の星が、流れてきそうです。


そして、コロンボの犯人に対する姿勢。大いに
学びになります。
最初から、自分の爪は隠し、相手に言いたいことをバンバンと言わせる。共感してみせ、褒め称えたりもする。コロンボのちょっとした推理を、けなされても、「こりゃあ、まいった!一本取られたなぁ」とか、言って、やり込めた感を犯人に与える。


「このまま、逃げ切れる。多分、捕まらない」と、
内心、熱く高揚する犯人に比べて、コロンボは、
反対にいつも、冷たく冷静に見つめている。
そして、最後に、致命傷を与える。


という、「負けて勝つ」という、高等テクニックを
どの事件でも、やり遂げるのは、まさに、レジェンドだと思います。


コロンボシリーズは、繰り返し、どこかで放映
しているので、できたらば、全話をコンプリ
したいものです。


ところで、わたしは、リアルタイムでコロンボを
観ることができない場合が多いから、母親に
録画を頼んだところ、録った番組がこちら!



信濃のコロンボ!!(中村梅雀さん)


「このコロンボじゃねぇよ!!」

トレンチコートだけコロンボじゃん!

と、言いたかったのですが、「録ったよ」と、
ドヤ顔で言う母親には、お礼だけ低いテンションで
言っておきました。



コロンボシリーズは、日本にも多大な影響を与えています。まさに、金字塔ですね。
繰り返し観たい作品です。



コロンボの犬。名前はdog


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