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変われるで、ござるか?「るろうに剣心」リメイク版



閲覧ありがとうございます。今日は、このお正月に一気放送で観た「るろうに剣心、明治剣客浪漫譚」のコレアレを書いておこうと思います。


題名に「るろ剣」と、あるので、
「あら!るろうに剣心の記事ね。わたし、るろ剣
大好き!268回くらい観たわ!」
という、ガチ勢のファンの方々が、うっかりとご訪問されている場合は、ひっそりと、違う記事に向かわれた方が、よろしいかもしれません(汗)


わたしは、るろうに剣心は、初見でした。実写映画も漫画も、興味無かったので、今回がはじめましての作品です。素直に、剣心は、ストイックで、強いのに、強いふりしない、素敵な人だなと思いました。物語も、歴史の裏側というか、時代が変わるときは、一部が変われば、取り巻く全部も、変化を余儀なくされたのだなと、せつなくもなりました。
やはり、人気な作品だなと、確信しました。
ただ、すんなり全部を「そうだよね。」と、受け入れるには、ちょっと時代が変わっておりますので、
ただ、るろうに剣心ど素人の感想なんだなと、受け止めていただければ、幸いです。


剣心と仲間たちと敵でござるよ。

私と同じく、るろ剣ビギナーの方のために、あらすじを書いておきますと、江戸から明治に変わるとき、新撰組など、幕末の剣士と、渡り合い、時代のために、人斬りとして、暗躍した幕末ゴルゴ13!
「人斬り抜刀斎」と、異名を持っていた剣心ですが、明治に入り、動乱が収まったあとは、一つ場所には、留まらない「るろうに」生活をしていました。昔は、「武士」というだけで、国民カーストのてっぺんでしたが、帯刀も取り締まりになった明治では、元武士は、つんつんしていては、食べられず、有力者のボディーガードになったり、政府軍に兵として、入ってみたりと、「プライド」を捨てなければ生きてはいけない、メンタル勝負のきつい時だったと思います。


るろうに剣心では、神谷薫さんという道場主が、ある夜、剣心と出会い、勝負をもちかける時から始まります。しかし、剣心の刀は、「逆刃刀」、切れない刀でした。神谷道場の流儀を語って、人斬りをしているということを知って薫さんは、必死に犯人捜しをしていたのでした。


薫さんと知り合った剣心。薫さんは、なんとなく、剣心を気に入ります。そんな薫さんに、側で仕えている喜兵衛という年配男性が、「どんな輩かわからない方とは関わらない方がいい」と、進言します。

しかし、別な場面では、剣心が「あの喜兵衛どのは、どういった御仁でござるか?」

薫「道場の前で行き倒れていたのよ。悪い人ではなさそうだから、住み込んでもらってるの」

と、若い女性一人暮らしなのに、気は確かかみたいな経緯を、さらっと話します。

「素性も調べないで、危ないでござるな、、」

剣心も、喜兵衛から、同じようにディスられているのも、知らず、疑惑を持ちます。

結果は、剣心の疑念が当たり、喜兵衛は、道場を手に入れたいために、薫にわざと近ずいた、悪人だと判明しました。
譲渡書に判を押せと、薫に迫る、喜兵衛兄弟と、悪い仲間たち。そこに、助けに入る剣心!

「拙者の刀は、人を殺めない剣でござる!」

とか、言いながら、迫り来る敵に、刀を振り下ろしたり、なぎ払ったり、突いたりして、倒していきます。
しかし、すみません、まだ、るろうにガチ勢の皆さんが読まれていたら、お叱りを受けるかもですが、わたしは、少し、疑問に思いました。

硬い金属でできた刀を、ですね、

ゴィン!!ボゴォン!!

と、力いっぱい、頭に振り下ろしたり、首にぶち当てたり、腹を突いたりしたら、死人が一人くらいは、出るのではないのかな。死ななくても、重い後遺症が残る人が出たかも。

るろうにビギナーのわたしの心配は、圏外な剣心は、なんと、気絶した30人くらいの悪人を薫さん一人しかいない道場に置いたまま、立ち去ろうとします。

「ちょ!待てよ!」

薫さんは、剣心を気に入っているので、なんとか引き留め、道場に住まわせる気、満々です。好意を隠そうともしません。

「薫さん!軽すぎでござるよ!防犯意識がザルでござる!」

と、今の読者からは、投書が来そうな、食い付きぶりです。

しかし、「るろうに剣心」は、剣心が、神谷道場にいないと、物語は進みませんから、必要なシナリオなんですよね。薫さんの、「わたしがいいと思ったら、その人は善人」という、ゆるぎないスタイルがないと、剣心は、スナフキンしに、旅に出たことと思います。

薫さん!ゴチになるでござる!


るろうに剣心では、その後、幕末の亡霊みたいな、剣士が、次々と、剣心に勝負を挑んできます。
その一人、一人を、剣心は、丁寧に向き合いながら、過去との鎖を切れない刀で切ってあげます。

呪術師を呼んで祓ってもらった方がいいんじゃないの的な敵がたくさん出ます。


以前の生活を急に、「今日から、こうだから」と、言われて、適応できる人は、そうはいないと思います。人の生活は、その人の意思のちからでしか、
方向転換、順応は、できないと思うからです。

「変われる人しか生き残れない」、「進化した生物が、未来を生きる。」

と、解ってはいるのですが、感情が、付いていかないのが、人間だと思います。

幕末で、生活スタイルを、変えねばならなかった人たち。多大なエネルギーが要ったことだろうと思います。

現代にも、通じる、似てる、部分もあり、過去と無理やり、引き離された、人たちの、やるせない気持ちが、よくわかった、アニメでした。


剣心は、神谷道場で、料理や洗濯や買い出しなど、
主夫業にコンバートしており、さすが、プロ!
進化も早い!と、感心しました。


わたしが、観た「るろうに剣心」ですが、
物語のほんの一部分だけです。
まだまだ、これから、いろいろな状況、いろいろな方々と、剣心は、関わっていくのだと思います。


機会があれば、是非とも、観てみたい作品です。


最後に、わたしが、できたら、いつか、剣心が戦って欲しいなぁと思うお方をご紹介しまして、
終幕にしたいと思います。



それは、こちらのお方!!









たたっ斬るでおじゃるよ!あ、間違えた、ござるよ!




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