クリスマスが悪いわけじゃない。な、話し。
閲覧ありがとうございます。
早いもので、今年もしっぽの先が見えてまいり
ました。
来週は、「楽しいクリスマス」があり、街角では、
赤いサンタ帽子を被った、ピザ宅配便や、レジの方々や、コンビニ店員の方々などが、多く見られる
でしょう。ところにより、トナカイも、見受けられるでしょう。
わたしのクリスマスの思い出は、いろいろとありますが、ある年、突然、サンタが来なくなったん
ですよね。あれって、どういうキャンセル機能なん
ですかね。
「サンタがいないのは知っている」と、
親に宣言した記憶も無いし、「クリスマスプレゼントなんて、子どもだけさ」とか、遠くを見ながら、親に言った記憶もありません。
とにかくも、「サンタは勝手に訪問キャンセルする」ということがわかりました。
現在では、サンタがプレゼントを家に運ぶのでは、なく、主には、クロネコヤマトが運んでくる。というのが、公然の秘密になっています。
わたしの小さな頃は、サンタさんからのプレゼントには、手紙が付いていて、その手紙が、これまた、
光る君へに出ている人が書くような、縦書きの
かな文字、「はるはあけぼの、、」みたいな文章で、ちんぷんかんぷんだったのを覚えています。
サンタ語だろなぁとか、思ってました。
(祖母からのお手紙でした。)
プレゼントも楽しみでしたが、食事の時に飲む、
お子さまシャンパンをわたしが開けるか、姉が開けるかで、じゃんけん大会がはじまり、
わたしが勝ったら
「最初はグーじゃなかったら、わたしが勝った!
最初はグーとか、知らない!タイミングがずれた!
やり直し!」
と、姉が、クレームを付けたりしました。
そして、クリスマスケーキになったら、クレーム合戦です。だれが、サンタを掴み取るかで、言い争いが始まります。
「あんたは、シャンパンを開けた!サンタはわたしが食べる!」
「去年は、サンタが食べられなかった!今年は、
わたしの番だ!」
サンタクロースが聞いたら、ゾッとするような
会話ですが、見かねた、母親は、包丁でサンタを
切断、ついでにトナカイも切断、頭部をわたしに、
胴体は、姉の皿に、行きました。
こういう家庭は、多かったのではないかと思います。知らんけど。
いろいろな手違いや、がっかりは、ありますが、
子どもにとってのクリスマスは、一年中で、
誕生日の次か次くらいには、楽しみな嬉しい
イベントだと思います。
去年のクリスマスの頃、スネタロウ(甥っ子)と、
祖母の家がある街のショッピングモールに、
遊びに行きました。
わたしは、文具SHOPに入って、万年筆を
じろじろ見ていたのですが、そこへ、スネタロウが、頬っぺたをほんのり染めて、足早にやってきました。
「ねぇちゃん!一階にサンタさんがいるよ!」
「ふーん。」
「イチゴ飴くれたよ!」
「良かったね」
「一個じゃなくて、二個もくれた!!」
目をキラキラするスネタロウに、
(お前、その心をだいじにしろよ)と、念を送りました。
飴をリュックにしまったスネタロウと一緒に、
一階に降りると、ある一角で、確かに、サンタの衣裳を着た方が、そこら辺の皆さんに、飴か何かを
配っていました。チラシも入ってましたから、
販売奨励の目的もあると思います。
近くに寄って、見ると、
「一個じゃなくて、二個くらい持って行きな!」
「ほらよ!ありがとよ!」
「寄ってらっしゃいよ!」
中身は、おじさんでしたが、サンタじゃなくて、
瓦版売りの方が似合うんじゃないのと、思いました。
一個じゃなくて、二個くらい、、
という言葉の裏には、「早いとこ配り終えて、帰りたい」とか、思っていたのかも、しれません。
後で、お店の人からは、どやされるでしょうが。。
帰り道で、スネタロウが、
「サンタが来るまでに、寝てないと、悪いらしいよ。遅くまで、起きているおうちには、サンタさんは、来ないって。」
「じゃあ、今日は、早く寝ないとね。」
「サンタに会ったりして!」
「じゃあ、トイレについてきて、もらえばいいよ。」
「うん、そうする!」
この時のスネタロウは、ポケモン脳でもなく、
キラキラ星のような心を持っていたなぁと、
しみじみ思います。
昨年より、1つ、お兄ちゃんになったスネタロウが
会いたいのは、サンタよりガラルヒヒダルマに
なったのは、間違いない現実です。
では、皆さんに楽しいクリスマスタイムが
訪れますように!