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ママ図書②「ポーの一族」

昨日、はじめてnoteを書いてUPしました。スキを付けていただけるなんて、びっくりうれしい出来事でした(^_^;)読んでいただいた皆様にもありがとうございます。ぼちぼち書きたいデス。


「一族」に入るならば、、犬神家の一族よりポーの一族がいい~。同じ襲われるなら、スケキヨよりエドガーに襲われたいのデス。

でも、貰えるならば、、キングポーがくれる「永遠の命」と、犬神佐丘衛がくれるカモシレナイ「遺産」と、どちらがいいでしょうか。。

エドガーは、五歳?くらいのときに赤ちゃんの妹メリーベルとポーの一族の城がある森の奥に捨てられてしまいます。ナイフで息の根を止められそうになりましたが、乳母が止めさせ、ラッキーにもあとでやってきた老ハンナポーに拾われ、お城で育てられます。時が流れて、エドガーが中学生?くらいのとき、一族の婚約式をのぞいてしまい、見つかり、後に一族に加わることを約束させられますが、このとき、村の子供たちにものぞき見されていたせいで一族は焼き払われ、エドガーも少年なのに、バンパネラ(吸血鬼)にさせられてしまいます。


永遠の命って、いいなぁ。子供心に、わたしは羨ましく思いました。ポーの村があるなら、絶対に行ってみたい。儀式も、噛みつかれるだけならば簡単そうだし。と、その当時は思いました。

しかし、バンパネラになるにも、素質が要るみたいです。メリーベルは、血がうまく融合しなかったのか、常に貧血ぎみでしたし、アランも、雨の日はベッドで臥せっていました。気分が悪い日が半分くらいあるって、憂鬱になります。元気にライヴなど行けないでしょう。

「死ぬ」ことはない。それは、生きて行かねばならないこと。時代に付いて行かねばなりません。脳は老化しないのかな。いまは、キャッシュレスの時代。流れるようなOA化に対応したり、車の免許は取れないだろうから、移動の交通費とか、かかるし、とにかく生きていくのに費用がかかり、しんどそうだ。。エドガーは、アランがポンコツだったから、いろいろと住まいやら自分が手配して、少年なのに疲れていたなぁ。


「終わりがあるから美しい」エドガーが言ってたとおりデス。自分が生まれた時代を自分なりに一生懸命にあがいて生きるのが美しいのでしょうね。


ポーの一族は宝塚で上演されました

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花組の当時のトップスター明日海りおさま。アランは現在のトップの柚香光さま。お美しいです。

エドガーを宝塚でやれるのは、明日海さまだけだと、演出家の小池先生がおっしゃってました。どうしても、トップになるまでに、体格が立派になるから、少年役はムリ。しかし、明日海さまが出てきて、華奢なフェアリーな性質をそのままに維持されていたので、ポーの一族ができると決断されたそうです。



ポーの一族は、明日海さまが退団されたあとにもう一度上演されました

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アラン役は、大抜擢の千葉雄大さん。ビジュアル面からもアラン役にはぴったりだと思いました。残念ながら、チケットが取れなくて、映画館でライビュで千秋楽を見ました。

最後のご挨拶で、千葉さんが泣いておられました。歌唱のプロにまじり、準主役を演じるまで、並々ならぬ努力と猛稽古をされたのだと思います。

わたしは、猛稽古はしてませんが、もらい泣きしてしまいました。

原作者の萩尾もと先生も、壇上に上がられ、感動的な千秋楽になりました。

二つのポーの一族。

明日海さまは別格として、わたし的には、宝塚に軍配をあげたいです。

男性役を女性が演じる不思議な美しい幻想的な世界がポーの一族の持つ神秘的な魅力にぴったりだったからです。

「ポーの一族」、大好きな漫画です。

ずっと大好きです。


バンパネラは、怖い、この世にあらざる者。

でも、本当に、怖いのは、この世にいない方がよい者は、エドガーとメリーベルを森に置き去りにした人間たちの方だと思うのです。。

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