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舞台鑑賞しました

 先日、パルテノン多摩にて「リーディングシアター GOTT 神」を鑑賞しました。朗読劇です。
原作 フェルディナント・フォン・シーラッハ
(原作未読)。

ざっくりあらすじ↓
78歳の心身ともに健康な男性が愛妻を亡くし、妻の苦しみに満ちた最期を目の当たりにし、生きる意味を失ったとし、医師による自殺幇助を求めている。
(本人は何年も息子や孫とも話し合ってきた。)
これをうけてドイツの倫理委員会主催の討論会がベルリンのブランデンブルク科学アカデミーで開かれる。

本人、本人の弁護士、司教、法学の参考人、医学の参考人、本人のホームドクター、倫理委員会の委員、委員長。

本人の医師を尊重し、致死量の薬を与えるべきか否か。

私達観客も一部が終わったあと、賛成か反対か投票します。もちろん強制ではないです。私達は投票しました。参加出来て楽しいです。
二部で結果が発表されました。
私の観た日は、投票結果が半々でした!おもしろいなぁ…。

私は、不治の病の人はもちろん、健康な人でも、生きる権利死ぬ権利は個人にあると思っています。自分のことは自分で決めたい。と思っていましたのに、

“健康な人”に、医師が致死量の薬を与えることに反対になりました。
理由は社会が崩壊すると思ったからです。

司教と弁護士ビーグラーの議論がとてもよかったです。司教の話に心を動かされました。(自分の心が予想外!)

舞台鑑賞の感想でした。熱く濃い時間を過ごせて楽しかったです。



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