1年ぶりの日本で感じたこと。徒然なるままに。
お久しぶりです。
日本に帰国し、1週間と2日が経ちました。
「早くも」ってよりは、「まだそんだけしか経ってないんかー」って感じです。スイスでの日々が、遠い昔の違う星の話、みたい。
帰国してバタバタの日々を過ごす…と思いきや、思いのほか時間が有り余っており「あれ？私って留学前、何をそんなに忙しくしてたんやろ？」と戸惑っています。
でも、気がついたら元のタスクこなしマシンの自分に戻ってそうで怖いので、今感じたことを丁寧に残しておこうと思います。
完全予約制の毎日
日本では、友だちと2月に遊びたかったら1月に予定を押さえとかないといけない、ってことを完全に忘れてました。
まだ2月7日なのに「2月の予定はもう全部埋まってる」って友だちがいっぱいいて、びっくりしました。
しかし、よくよく考えると去年の今ごろ、ちょうどスイスの友だちに「あなたほど忙しい人を今まで見たことない」と言われたなーと思い出しました。
純粋に、感じ方そのものが変わっていることにもびっくり。
スイスにいた時の感覚で、「今からカラオケ行かん？」って当日誘ってみたら、4人聞いて、ことごとく4人とも忙しくて叶いませんでした。
カラオケ行ってくれる人、募集中。
今日も、丸一日特に予定が無いので、ちょっと遠くまで足を伸ばして1人で映画を観に来ました。
なんとなく入った喫茶店でランチ。
「日本で私は忙しいんだ」という謎の自信と固定観念を持っていたので、帰国前に卒論めちゃくちゃ頑張ってほぼ書き切って帰って来ました。
ところがどっこい、日本に帰ったとて留学前の忙しい要素（バイト、部活、勉強、？）も消えてて、数十年ぶりかってくらいの「あー、なんもすることない、暇やな」って感情が自然に湧いて来ました。
そうだ、日本でも気の赴くままに1人旅したらいいんだ。
旅までいかずとも散策、かな。
今は、平和にのほほ〜んと暮らしています。
それが私にとってはかなり驚きで。
私そんなことできるんや、みたいな。
一旦タイミーでおにぎりの角度直す工場バイトしよかなーとか、ジム2ヶ月やけど再契約しよかなーとか、色々考えたけど。
日本にいる自分は、すぐに忙しさを渇望します。
そうじゃないと、不安になるんです。
「何もしてない自分」にすごく不寛容。
この2ヶ月は、意識的に「忙しくない私」でいる心掛けをしたいと思います。
空が狭い、視野も狭い
日本、とひとくくりにはできないですが、少なくとも私の生活領域では、高い建物が密集しています。
目の前がメタルとコンクリで閉ざされている。
あと、電柱と電線もヨーロッパにあんまり無かったなーと気がつきました。
まーっ直ぐ遠くを見たくても、届く限りの遠くが近い。
真上を見たら、空があります。
だけど、真上を見てる人って少ないんじゃないかな。
日本に帰って来て、思考が空中にある人が少ないように感じます。
空を見上げてぷかぷか考え事しながらゆっくり歩いてる、みたいな。
大学の食堂でも、1人でヘッドフォンして、スマホと睨めっこしながら食べ物を口に運ぶ単純作業の退屈さから逃避しているような人がいっぱいいます。
食堂出た瞬間には何食べてたかも覚えてないんちゃうか？と思いました。こんなにも美味しいのに！
電車でも、どんなに混んでても、人々はスマホと睨めっこしてます。
で、気付いたら、そんなこと考えながら、自分自身が電車で寄り目でひたすらnote書いてました。
ハッ
それで、私は、なんとなく明日海に行こうと思いました。スイスに海は無かったし！
海の上だと、いつも空があります。
小さな逆カルチャーショックリスト
スマホのメモに書き留めてたの。
いいことも、あんまりなことも。
目の前に空がない、コンクリメタル
人と目がばったり合わない
季節限定もの楽しい
なんでそんなにみんなマスク
だれもボイスメッセージ使わへん
機能性表示食品多すぎておもろい
: 顔のむくみ、集中力、ストレス、睡眠
チャリが、歩道も車道も無双してる
室内に喫煙スペースがあり室外に逆にない
バスの運転手さんがアナウンスしてくれる
空気が排気ガスと室外機からの空気の匂い
水道水の味が懐かしい、中学高校の部活の味
バスとか電車で寝る能力が高い、立ってても
図書館も寝すぎ
入店した瞬間水出してくれる、お茶も無料
トイレの便座が暖かい、音姫、男女絶対別
駅のトイレも無料やし綺麗
エスカレーター遅すぎる
スーパーのキノコの種類すごい
レジの人が立ってるし超丁寧
くしゃみしても誰も何も言うてくれへん
みんなおしゃれ
デカいリュック重そうな人ばっかり
シャッター音デカくて恥ずかしい
自販機の「あたたか〜い」最高
誘った友だちしか来ない（知らん人が混ざらない）
久しぶりの日本の映画たのしみ🎞️
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