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IB Teacher になるためのあゆみ ①

IBティーチャーの資格をとるまでの経緯を書きます。
IBが主催するworkshopに参加することで、指導資格を得ることができます。

近年、文科省がIB認定校を増やそうと目標づけているように、IBへの注目は高まっています。今回IBに申し込むことを決めたのは、自分の教育者としてのスキルを高められると思ったからです。

IBについては、ウェブやいくつかの実践を見て、興味を持っていました。ただワークショップに受講して資格をとる時間的、体力的な余裕がなく、今まで動かずにいました。

久しぶりに調べてみると、どうやらオンラインでしかも非同期的に資格をとるシステムがあるようです。昨年の12月ごろだったでしょうか、申し込みました。450ドル。

2023年2月1日より学習が始まりました。1ヶ月間、オンラインで学習。

僕の場合は、ディプロマコース(大学入試の受験資格が得られる)の、ヒストリーのカテゴリ1を選択。

こちらを学べば、一応、バカロレアにおける歴史の授業を担当する資格はもらえるというわけです。カテゴリ2、3は熟達者や管理職向けの講座ですね。

ちなみにウェブで資格をとるのは、2種類のやり方があります。

ひとつはZoomなどで決まった時間、ファシリテーターやクラスと同期するパターン。2-3日くらいで完結します。Face To Faceに近い。たぶん伝統的なIBのワークショップのあり方をネット上で再現したものでしょう。これは、virtual workshop と呼ばれています。

もうひとつは、ファシリテーターから送られる課題を、非同期的にクリアしていくパターン。1ヶ月間を要します。課題の提出も、基本的にはエッセーやチャット上での議論の参加になります。これは、online workshopと呼ばれている。

僕は後者を選んでいます。こちらの情報は、ネットで探してもあまり出てきません(2023年現在)。書いておけば誰かの役に立つかなと思っています。


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