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#はたらいて、笑顔になれた瞬間

仕事ご苦労。ブレストを頭から付けて高圧6.600vを通電させる。作業を行う、高圧から低圧に降ろさなくては、ならない工事、低圧とは100v.200v.400vとのことである。俺は一種電気工事士の資格を持つ、一般電気工作物の資格もある電気工事士だ、一般電気工作物とは高圧の電気を受ける為の装置キュービクルという設備装置のある建物である。勿論6.600vを100v.200v.400vに変えるキュービクルである。その装置は誰もが触れられる訳ではない。許可が欲しいのだ、れっきとした管理者がいるのだ。それは電気保安協会と言う管理会社である。つまり勝手に装置の中に入ったり鍵を開けたり出来ないのだが、その管理会社が行うのだ。

管理人が立ち会いのもとで装置の中に入って工事をする訳であるが、MOFと言う装置で一旦工事の際には電気を止める装置でもある、こちらは、東北電力と一般電気工作物の工場である、高圧電力を必要とする建物自体だったりの境界を意味する高圧用の電力量計、メーターなのだ、1つの高圧開閉器の役目もある。大抵の大型の建物は高圧電力を受電設備で受けている。(キュービクル式高圧受電設備)である。

この設備に携わって工事が出来るのは熟練者か経験の持つ施工者である。俺は施工者である。勿論資格はある、管理人の人間が携わって立ち会ってもらって始めて工事が出来る。だが容量が大きい装置の場合だが、装置の中に何人もの人間が、配置され、ここでは改修工事としておこう、自分自身の仕事でいっぱいである。皆それぞれプレッシャーが掛かってる訳であるみんな必死だ。作業時間短縮があり時間に追われているのだ。電気設備工事はいつも決まってそうだ。

電気は半分生きている。電灯、動力、とトランスがあり、銅バーがある目の前にある。頭の上にある。背中の後ろにある。一歩間違えば感電死か片輪になりかねない。絶縁体で体中を覆っている。その中身は汗でびっしょりだ。活線作業に汗は禁物だ、汗をかくと電気が通り易くなるのだ、たが汗を止めるのは難しい。下手すると体中電気が通る。装置の中は電気が生きている。胴体に振れる手が震える。スパナが滑る、汗も額からポタポタと落ちるお互いに、注意し合うがしかし思った様に工事が進まない。

余計に焦る高圧電力の6.6kv(6.600v)も生きている装置の中では、皆フル回転なのだ、笑顔すらない。絶縁帯を身に付けているので、高圧に触れても大事にはならないであろう。しかし一瞬に何が起きるか分からない。高圧に引っ掛かれば先ず間違いなく死亡だろう。もしそうなれば、感電した人間を蹴飛ばすしかないのです。思い切り蹴るのだ、そうでもしなければ、引っ付いた体は離れない。

引っ掛るのは、高圧だけではない。低圧電力にだって感電して引っ掛るのだ。ベテランであろうが、何であろうが、注意をおこたるとそうゆう、危険に犯されるのだ。皆死と向かい合わせの中、電気と闘っているのだ。最後に大抵の電気屋は感電して100v.200vは常に日曜茶飯事、危険な作業に携わっている。はたらいて、笑顔になれる瞬間、は本当に毎日の様にある。今日も生きて帰れたなと、これほど笑顔に仲間連中達が俺が癒やされることはない。はたらいて、笑顔になれた瞬間は俺達の生きざまでもある、1つの教訓でもある。^_^

仲間連中のほんとうの笑顔になれた瞬間が!!!心のそこにね、あるんだよ!!一際ホッとするよな!!






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