嵐が去って
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
金曜から土曜にかけて、本降りの雨風でした。
警報が出て、高齢者避難を勧めるメールがきて、あれあれという感じ。
この頃は警戒しろと早くから連絡が来ます。
何かあったときに責められたくないのだろうなと思うのは私だけかしら?
怖がらせるのはどうかしら?
雨の降りようで出かけるかどうかくらい自分で判断できるけどな。
もうひと年取ったので、雨や雪の時はできるだけこもります。
来るぞ、来るぞと天気予報は知らせてくれるので、食料などは少し多めに準備して、遊べる道具(編み物や本)を用意します。
私のミニチュアを荒天の中、買いに来る人はまぁいないから工房には行きません。
急ぎの用のない私が車を出して、なにかあれば緊急車両の邪魔になるだけです。ガソリンももったいないしね。
あの流行病からこっち、営業日数を減らすお店が増えました。
私と似た考えの方もあることでしょう。
体を壊すほど働いたからといってなにかを得ることができるとは限らないということに気づきました。
人の顔色や評判を気にして働いてもいいことないなと気づきました。
人付き合いをずいぶん減らし、SNSもさほどがんばらなくなり、noteだけ書いている昨今。ここで書くことで自分の思いを見極めています。
先日書いたように来年は稲作も休憩します。
その分は工房の庭の植物を大切にし、お向かいのお母さんの畑を手伝います。
一人になることを増やして、本音で生きるっていいなぁ、楽だなぁと感じています。
けっこう本音を平気で口にしては嫌われてきたので、口は閉じて、でも日常のあれこれはなにかに導かれたり、誘導されることなく自分で判断して生きていこうと思います。
作ることは好きだから続けます。
売る努力をしてないから売れてないけれど、気に入ってくれているお客様はまだいてくださるので、こつこつと作ります。
昔なら楽隠居の年。
地味に生きるなら、どうにかできるのでもうあれこれ、スピークすることなく、やりたいことだけやって生きていきたいと思っています。
お世話役も春の講演会で終わりにしようと思います。
私じゃなくてもだれかがやれるから、、、
肩の荷を下ろして、ゆっくり生きる。
嵐の中で本を読み、ネットで好きなドラマを見、見ながら手を動かして編み物していました。こんな時間がいいなぁ。
他国のことや政治のことなど知らなくても生きることはできるんだなぁと実感しています。知らないと怖いと思った時期もありましたが、今はミサイルが飛んできたことなんか3日くらいあとになって知るようになりました。なんの不便も感じないんだけどな。
小さく暮らすとでもいうのでしょうか?
この生き方は今の私にしっくりきています。
いつまで、こうなのかはわかりません。ある日、広げたくなって猛烈に動き出すかもしれません。その時にならないとわからないなぁ。
たまには会いたい人とランチしたり、演劇や展示を見にいきます。
散歩もいい季節になりました。
まだ歩いてない脇道を行ってみようかな?
肩書のない、ただの私であろうとする生き方って今の私の気分にぴったりです。
ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
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