おぼれたトンボ 茶臼山でのお話
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。お気軽にお問い合わせください。
昨日も暑いくらいの日中でした。
妹分のよしえちゃんと一緒に午後茶臼山に登ってきました。
今回は南登山道から。
こちらは道が曲がりくねっていて、途中大庭の田んぼや八雲あたりが見える道です。こっちからのほうが楽に登れる気がしました。
頂上について、いつものようにお茶タイム。
よしえちゃんがコーヒー、私は先日清水大師寺さんでいただいた弘法大師様が作り方を教えられたというお茶を持っていきました。
紙コップにお茶をそそいでおしゃべりしていたら、赤いトンボが紙コップに止まりました。
あら、トンボ!って見ていると、どうしたことか、トンボが足を滑らせてお茶の中に落花したんです!
びっくり!
あわててお茶を捨ててトンボを助けました。
しばらく近くの草の茎に止まって羽根を震わしていました。
乾かしていたんでしょう。長くいるので、写真を撮ろうとしたら飛びたちました。
”よかったね~、恩返しにおいでよ”って声かけました。
でも、もうすぐ冬。トンボの寿命もつきるから恩返しは無理かもねなんて話していました。
しばらくしたら、よしえちゃんが、あ、またトンボが!と言います。
帽子に止まってるといううちに今度は私の右腕に止まりました。私の方を向いて、、、
あら、挨拶に来たかなぁと笑っていたらまた飛び立っていきました。
そして、驚いたことにもう一度やってきました。
どうも、あわてものなのか、今度はお菓子の袋に着地したのに、すべってつつっと落ちかけました。なんてトンボかしら?
溺れかける、滑るというトンボも、3回もやってくるトンボも生まれて初めて見ました。笑っちゃうような楽しい時間でした。
帰ってから”トンボ、スピリチャル”で検索してみました。そうしたら嬉しいことがわかりました。
転職や試験の予定はないので、気持ちや行動力の高まりを表すということなのでしょう。
実際、先月あたりからたくさん動いています。
遠くから友人もやってきてくれて、いい時間を過ごしています。
神様の引き合わせの話も書きました。
これも茶臼山の神様のお力だったのかもしれません。
茶臼山は神名備野と呼ばれる神様の山。神社と考えてもいいとしたら、私たちは登ることを歓迎していただいたようです。
本当にありがたいことです。
ご先祖様の中のちょっとおっちょこちょいな方がお知らせにいらしてくださって、目の前でおぼれたり、すべったり、、、
もしかすると、その時にどんな行動をとるかを試されていたのかもしれません。
助けずに笑ってみていたら失格だったでしょう。
これは面白いと動画なんかとってたら罪深いことでした。
すぐに助けたのは人として当たり前のことでしたが、これが合格だったのかしら?
2度、3度と戻ってきてくださったのはありがとうの意味だったのでしょう。
二人でいたのに、トンボは私のところだけやってきました。私のご先祖様だったのでしょう。
神様の山で経験した不思議なトンボのエピソードでした。
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