古き良き大庭を歩く 荒神様のご神木
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
工房の近くに荒神様が祀られてあり、そこのご神木がとても大きく2本だけなのに、森のような静けさをもたらす巨木でした。
その木のことを一昨年の春に書いています。
この記事を書いたあと、少し離れたところから見ると森のようだった樹冠が見当たらなくなっていました。違和感を覚えて行ってみると木が切られていました。
2本ある裏の木は1m以下に、前の木はそれでも2m以上残し、でも葉の茂った枝はすべて落とされていました。
余りの痛ましさに写真を撮る気にも慣れなかったことを覚えています。
あれからどれくらい経ったか?
先週の土曜日に散歩して前を通りかかりました。
しっかり葉が茂っていました。
なんだか、木が倒れてはいけないとかで切られたといいますが、こんなに元気なのにと思います。
どうか、このまま大切にしてほしいものです。
どうも急に倒れた巨木があちこちにあったため、大きく育った木が倒れて被害が出てもいけないという発想から切られてしまうことが頻発しています。
根を張ることができない場所ではそういう危険もあるでしょうが、荒神さんの木の根はしっかり張っていると思われます。
2022年5月にはこんなに大きく葉が茂っていました。
もう私が生きているうちにここまで回復することはないかもしれませんが、切り倒すことなく見守っていただきたいものです。
ご神木の隣に次を担うであろう若木が育っています。
前の写真と比べるとこっちも手前の幹は一度切られています。
若い木まで切ったのは理解しがたいことです。
人の都合で痛い目にあったご神木はそれでも元気に生きていてくれました。
ありがたいことです。
出雲の人々は意識的にも無意識にも神様と一緒に生きていると私は感じています。
もう、無茶に切り倒すようなことがないようにお願いしたいです。
ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com
この記事が参加している募集
サポートしていただけたら、作品のための素材購入などに当てさせていただきます。よろしくお願いしますm(__)m