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イベントしてきた昔を思い出して
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
私が作家になった頃はイベントなどなく、個展だけでした。
場所を貸してくれるお店や貸しギャラリーに行って交渉したものです。
子どもが大きくなって在廊できる展示会をするようになって、案内はがきを印刷して招待しました。
そのうちにブログを始め、ブログで知り合った個人でやっている仲間で交流会を作って、イベントをするようになりました。
楽しくやりたかったので、こちらの方言で”しゃべろうよ”というのを”しゃべらこい”というので、そこから「しゃべ楽会(しゃべらっかい)」という交流会を作っていました。
今は当たり前にあちこちでグループができていますが、さきがけだったと思います。一人では広がらないからみんなでやろうと思ったものです。
そして、中山間地や離島に出向きました。
まだ、イベントが開催されることの少ない土地に出かけていったのです。
隠岐、西ノ島での第一回目のイベントは地元の人が“餅まきしないのにこんなに人が集まったのは見たことがない”と言わしめたほど。
もちろん、地元西ノ島のみなさんに大きな働きをしていただきました。私たちは宿泊、飲食、観光でお金を落とすようにして3回ほどイベントに出かけました。
そのうち、個人の活動がそれぞれに忙しくなって解散しました。発展的解消だったと思っています。
時は立ち、はやり病から、イベントに参加する気がなくなってほとんど休止状態になっていました。
noteを去年3月に始め、1年経ってやっとやる気に火がついて今回の展示会開催になりました。今回はFBとnoteだけの告知にしました。これも実験。
桜を作ることは大変だけれど、こんなに美しいものが自分の手で作り出せるということに大きな喜びを感じながら励みました。
やっぱり作ることが好き。
桜の美しさを粘土で現わすには本物と似て非なるはずせないポイントがあります。それは作家それぞれの持ち味にもつながるでしょう。
基本を学んできたらと追い返されたこともありましたが、今私がやっているミニチュア制作は師匠がないと思っています。
実際最初は雑誌が先生でしたし、そのあとは花そのものを観察することだったり、トールペイントだったり、編み物だったりと別ジャンルの手芸からの学びで培ってきたのです。
題材は無限にあり、私らしさをどう表現するかをいつも考えています。
今回の展示会ではその想いをカタチにしてお見せできたなぁと思います。
これでいいんだ、この路線で私は続けようと思います。
もう、大きなイベントには参加しません。
稼ぎという点ではイベント参加のほうが多いかもしれません。でも、疲労度が違います。比べてみたり、立ち続けることで体が疲弊したり、比べることで心が疲れたり、、、
だから、マイペースでいける工房イベントに絞ります。
また、木次イベントでご一緒した桜染めの木の花工房さんはネットでは色味が伝わらないので通販はしなかった、気になるなら木次の工房へ来てくれたらいいと思ってやってきたわとおっしゃっていました。
私には色味の問題はほとんどないですが、大きさの問題はあります。
木の花工房さんと同じように大きさを知りたかったら、うちの工房に見に来てくれたらいいと思っています。
同じ姿勢であったことがとてもうれしかったです。私の作品を必要とする人に広まるように、小さく深く続けていきます。
ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com
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