ほぼ夢だと思ってる 蟲師【アニメ感想】
蟲師は簡単に言ってしまうと、夢のような作品だった。
子供に突然ツノが生えたり、沼と一体化してしまう少女が現れたり…
妖のような存在の蟲が起こす不可解な出来事を、蟲師のギンコが解決していく話。
基本的に1話完結で話が進んでいく中で、感動的な話から、救われず無情な話まで様々な話がある。
その全てが味わい深く儚げで美しい。
異世界を思わせるような音楽と、この場に生きているかのような自然や動物、蟲たちの描写
アニメを形作る要素の一つ一つまで優しく触れたくなるような魅力を持つ。
全て味わいつつも一気にさらさらと見てしまって
自分だけの知っている夢の記憶みたいだなと今でも思います
各回で流れた音楽が順番に再生されるサントラを聴いていると、
その回の色彩、印象的なシーンが蘇る
そんな不思議な魅力のある作品。