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Irfan-Seraphim-西風のような爽やかさで渇いた砂漠に誘うアルバム
ブルガリア出身のトラッドミュージシャンのアルバム
Irfan “Seraphim”
このアルバムは、特異な雰囲気と鮮やかな音楽性で、トラッドミュージックをこよなく愛するリスナーから、支持されること間違いなしです。
現在では活動していないようで、詳細なバイオグラフィーをご紹介できないのですが、ブルガリアを拠点に活躍されている(されていた?)バンドのようです。
こちらのアルバムは、2011年3月24日にリリースされた2thアルバムですのでもう13年前になり、それ以降は新譜を出していません。
最近は、ギリシャやイスラエル、ブルガリア、インドの北部も入ってくるのか、中東や中央アジア、バルカン半島などのフォルクローレをベースとしたミュージシャンの音楽をよく聴いています。
彼らもブルガリアを拠点としていますが、世界観が中世ヨーロッパ的なような、グレゴリオ聖歌なども交え、楽器はサズやウードやカーヌーン、サントゥールなどの弦楽器、ペルシャやアラブを思われる響きがありどこの国とも例え難い世界へ誘ってくれます。
私はとしは、元々ゲーム音楽が好きであり、またそのつかながりで民族音楽、伝統音楽、ワールド・ミュージックというものに惹かれていきました。
ですので、ゲーム音楽好きの人からも絶対に好まれる音楽性だと思います。
おすすめのトラック
simurgh
アルバムの最初の曲は凄く印象に残りやすくとても大事な要素だと思います。
ちょっと物悲しげで、テンポはスローですが一気に自分がいる空間を異世界に飛ばしてしまう勢いがあります。
私はPS4で、格安でダウンロードしたゲームの『風ノ旅ビト』(かぜノたびビト、原題:JOURNEY)を思い起こさせます。深夜に部屋を暗くしてやることをおすすめします。
凄くいいゲームだと思います。雰囲気ゲーというんでしょうか。結構面白いですけどね。
そんな感じで、渇いた空気と、爽やかな風が吹いている印象。全体的に赤褐色とオレンジのさばくの地と空も夕焼けや朝焼けのようにはっきりしない空が日常の風景をがらりと変えてしまいます。
スマホゲームになったんですね。アップルだと700円で出来るそうですが私は大画面でやる事をお勧めします。
一応アップルストアのURL 貼っておきます。
https://apps.apple.com/jp/app/journey/id1445593893?l=en-US
https://apps.apple.com/jp/story/id1452429299?l=en-US
Fei
かなり悲しげの雰囲気を漂わせた楽曲です。
世界観はアルバム全体通して上に上げた通りですが、一番内省しているような感じの曲です。
なんとなく精霊を呼び出しているような雰囲気も感じます。
2人の女性の掛け合い、ハーモニーが美しいです。
こういう感じが私がかつて夢中になったスーパーファミコンのRPGの凄かった頃を思い出すし、本当に世界観が素晴らしかった。
だからこういう曲も聴くようになったし探究心がつくようになりました。
あの頃のゲームクリエイターに感謝してます。
特に植松伸夫さん、聖剣伝説の菊池裕樹さん。
次回は、ヒルデガルド・フォン・ビンゲンのグレゴリオ聖歌をフューチャーした1stアルバムも紹介、感想をお届けしたいと思います。
引き継ぎ、今までに出会ってきたアルバムをたくさん紹介出来たらと思います。
貪欲に音楽を探求していきましょう!