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検索エンジンは誰のためのもの?10年以上前に読んだ本を探して思ったこと

検索エンジンは自分のために最適化されているわけではない。考えてみれば当たり前の、この事実に気がついた出来事がありました。

その出来事について書いてみたいと思います。


昔読んだ本を思い出し読みたくなりました。

しかし本のタイトルも著者も思い出せません。内容としては 経営コンサルタントの方が書いた本でした。

 「商売の基本はお客様に話を聞くことだ」という内容が語られている本だと記憶していました。

タイトルも著者も思い出せないのですが、ショッピングサイトで本を検索してみました。

「商売」「 お客様」「聞く」 など、いろいろ検索ワードを入れてみました。 しかし、いくら検索してもその本が見つかりませんでした。 


それでも、どうしてもその本をもう一度読みたい!。そこで購入履歴を10年以上さかのぼり、ようやくその本を探し当てることができました。

その本は、伊吹卓さんの書かれた「なぜ売れないのか」でした。


この一連の 出来事の中で思いました。

最近のショッピングサイトの検索機能、おすすめ機能は非常に良くできています。しかし、その機能は利用者本人のために最適化されているわけではないのでは?という当たり前の事実に気が付きました。

今回探していた本は、あまりにも古く、そこで 売買が発生しても、運営会社にとって利益になりにくいでしょう。ですから、その情報を検索しても、なかなか結果にあがってこなかったのではないでしょうか。

私の調べ方がまずかったのは確かなのですが、便利な検索エンジンの隠された問題について、考える事ができたのは収穫でした。 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。