私が教職免許を取得予定なのに教員にならない理由
こんにちは。Mochyです。
今回は「私が教職免許を取得予定なのに教員にならない理由」について書こうと思います。
教員免許を取得しようと思った理由
まず、私が教員免許を取得しようと思ったのは以下の3つの理由からです。
こういった思いがあったのにも関わらず、なぜ教員の道を選ばなかったのか、これから書いていこうと思います。
向いていないと思ったから
一つ目の理由は「向いていないと思ったから」です。
これが最大の理由だと思います。
私は2年間、学習支援ボランティアとして小学校に出向いたり、4年生のときには3週間の教育実習を経験したりしました。
そこで先生方が熱心に、児童生徒のことを思って、子どもたちに向き合っている姿を何度も見ました。
それを見たときにふと「自分だったらここまで子どもたちのことを思って接することができるのか」という考えが浮かびました。
こういったことを考えてしまう教員に親は子どもを預けたいとは思わないだろうし、そんな考えで接していたら失礼極まりないなと思います。
また、大学の教職課程を担当されている先生との面談ではっきりと「あなたは教員に向いていない」と言われたのも、自分が教員に向いていないと自覚した出来事でした。
あんなにはっきり言われると、諦めもつきます。
そして、本気で教員を目指している同級生との差を感じたのも自分が教員に向いていないと思った瞬間でした。
大学卒業後に教員になる方々は授業の話し合いでも積極的に発言するし、進んで進行係をしています。模擬授業のレベルもとても高いです。
それに対して私は、話し合いでもあまり発言しないし、進行係も自分からやろうとはしないです。模擬授業のレベルも全然高くないです(準備はちゃんとしますが)。
こんな人が教員になってちゃんと子どもたちに教えられるのかというと、答えはNOだと思います。
幅広い仕事を経験したかったから
二つ目の理由は「幅広い仕事を経験したかったから」です。
私が実際に感じたことですが、学校は比較的閉ざされた空間で、毎日同じ人たち(同僚の先生方や生徒)に会って仕事をする場所だと思います。
それが良いと思う人もいるのかもしれませんが、私はもっと幅広い人と関わることができる仕事がしたいという思いがありました。
また、民間企業では幅広い人と関われるうえ、様々なチャレンジをする環境も整っています。
私にはそっちの方がより魅力的に見えたのです。
「教員免許(教職課程)を取る」ということ
私は教育学部に在籍しているわけではないので、教員免許(教職課程)を取るかどうかは個人の判断です。
だからこそ、一度やると決めたら最後まで走り切るという覚悟が必要だと私は思います。
私の大学でも1年時には履修者が約50~60人いましたが、ここまで残っているのはその半分以下です。
一つのことを継続できない、完走できない人は教職課程を取るのに向いていないと私は思います。
また、教職課程を取るということは取らない人よりも授業の数が多いです。それも、卒業単位には入らない(大学によるかもしれませんが)。
私の大学では夏休みや冬休みにも教職課程の人だけは授業がありました。
大変なことも多いですが、それを乗り越えないといけない。
だって、卒業して教員になったらもっと大変なんだから。
そして、私自身も「進路の選択肢を広げたい」と思って教職課程を取りましたが、理由がそれだけでは最後までもたないと思います。
少しでも「教員になりたい」とか、そういった思いがある人こそ、教職課程を取るべきなんだと思います。
ただ一つ、言えること
最後に一つ言えることとして、私は教職課程を履修して教員免許を取るという自らの選択に一切後悔はしていません。
むしろ、取って良かったと思っています。
先にも書いたように、私は小学校で2年間の学習支援ボランティアを経験したり、4年生時には教育実習に行ったりしました。
これは教職課程を履修していなければ経験出来ていなかったことです。
学習支援ボランティアや教育実習で伺った学校の先生方や児童生徒との出会いは本当に素晴らしいものでした。
また、人前で話す機会が多かったので、その場に慣れることができたのも教職課程を取って良かったと思う理由です。
私は人前で話すのが苦手だったので、これも取って良かった理由に入ると思いました。
主に模擬授業ですが、自分の話すことをまとめて、相手に伝わるように話す力がついたと思います。
教職課程を取ったことによって、私は人と関わることの楽しさや必要性などを改めて学ぶことができました。
偉そうに長々と書いた文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
教育実習や学習支援ボランティアのことも書いているので是非読んでみてください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?