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スタートアップの一人目法務になってみた

こんにちは!はじめまして。
2024年10月より、法務担当として入社した村上です。
入社エントリを書く、という世界線を生きていることに少々とまどっておりますが
以下に当てはまる方々のために、n=1のサンプルですが、記事を書く意味がきっとあると思い、つらつらと書いてみることにしました。
少しでも参考になればうれしいです。

お読みいただきたい方

  • 日頃のお仕事をある程度こなしてきたが、なんだか物足りないと思っている方

  • 出社の意義は否定しないが、リモートワークメインで勤務されたい方

  • 子育てしながら勤務されている方


自己紹介

私はこんな人間です。

  • 35歳限界説を超えたアラフォー世代

  • 3児の父(全員娘。将来的な家庭内の居場所の無さを恐れている今日この頃…)

  • 謎解き、マンガ、読書、ポッドキャストを聴きながらの散歩が好き

  • 吹奏楽部に長く所属し、クラリネットが少し吹けるので、娘の保育園で演奏会を開いたりしています。 ※サムネ画像はそのときの写真です。

  • 自称カラオケ芸人(20代の頃死ぬほど行っていた)。歌はまったく上手くありませんが、歌える曲数・ジャンル的に「村上さん、なんでも歌えますね。」とよくいわれます。

転職の経緯

日頃のお仕事をある程度こなしてきたが、なんだか物足りないと思っていた

冒頭の「お読みいただきたい方」で書いた内容がその理由です。
物足りなさは、「職務領域」と「裁量」という点からきています。
職務領域は、私自身今までのキャリアとして契約周りの対応は数多く経験してきました。
また、部門横断的なリスクコンプライアンス管理体制・個人情報保護体制の構築のお手伝いをするなどの経験もしてきました。

しかし、機関法務(商事法務)、知財管理、M&A、IPO準備など実務経験として乏しいことを個人的に意識していました。
契約周りに特化したスペシャリストになりたいという欲はなく、どちらかというと法務領域の中のゼネラリストになりたいという思いがありました。

裁量という点では、アラフォー世代でありながら、こと「責任者」・「マネージャー」というところに縁がなく、ある意味コンプレックスとして抱えてきました。
様々なステークホルダーのために、責任持って法務サービスを提供してきました自負はありますが、私の立ち位置として「同僚がいる中のただのメンバーの1人」でいることについて物足りなさを感じていました。

上記物足りなさを解消するために、個人的にチャレンジしたい!という思いはありつつも、家庭の状況からリモートワークメインで勤務せざるを得ないということが障害としてありました。
チャレンジを認めてくださるような企業は、基本出社メインで募集をしていたからです…
(※出社メインの意図・募集背景はすごく理解できますので、出社メインで募集している企業を否定しているわけではありません。)

メディカルフォースへの入社理由

端的に申しますと、上記「転職の経緯」にて書いた私の思いをすべて受け止めてくれた会社がココだったということです。

  • 実務経験の不足よりも「法務領域内のゼネラリストとなりたい」という思いを受け止め、私に「一人目法務」という責任ある立場・機会を与えてくれました。

  • 私の家庭の事情も斟酌いただき、リモートワークメインで勤務することを認めてくれました。

これにより、私は、子育てをしつつも自分自身のキャリアに妥協しなくても良くなるということですから、入社しない理由がありませんでした。

入社して感じるメディカルフォースのいいところ/面白いところ

いいところ:仲間が事業を前に進めるために純粋であること
入社初日から、事業を前に進めるために仲間がたくさん法務サービスを使っていただけるのが嬉しいですね!
当たり前ですが、会社に今までいなかった部署の人間を雇うということは、それだけ会社として「ニーズ」があったということだと思います。
正直、過去10年間くらいで一番濃い1か月を過ごした気がします(笑)
開店記念セールでたくさんのお客様にお越しいただいている店舗のスタッフの気分でした。
日々忙しいのですが、ニーズに応えていく楽しさを感じています。

面白いところ:ジェットコースターに乗っているようなエキサイティングなイベントがあること
当社は、良くも悪くも「未成熟」です。リスクマネジメントという観点ではヒヤヒヤすることがたくさんあるなと感じています。
今までは、それなりに大きい企業にいて、何となくではありますが、「安定感」を享受していたのだなと身に染みて感じております。
法務は、会社を良くするために存在しますから、やりがいしかないな!と、ヒヤヒヤしつつもワクワクしながら働いている今日この頃です。

今後実現したいこと・やりたいこと

当社のコアバリューがイリーガルなベクトルに向くことがないよう調整しつつ、正しくその価値が様々なステークホルダーに届くことに尽力したいと思っております。
私の法務サービスのキーコンセプトとして「@ houmu(アットホーム)」を大事にしています。
「@ houmu」は、気軽に法務へメンションしてくれること、ご相談にはアットホームな雰囲気で対応すること、この2つをかけています。
※アットホームは、相談者を甘やかすという意味ではなく、「家族」のような存在だからこそ、遠慮なく言いたいことを言えるという関係を目指しています。法務は、ときにご相談内容に対してNGとかストップをかけないといけないからです。
 
「社内に法務を置く意味・存在意義」を意識しながら、日々より良い法務サービスを提供できるよう尽力していきます。
 
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
 
もしこの記事をお読みになって、少しでもメディカルフォースに興味をお持ちいただけた方は、是非以下よりお気軽にご連絡くださいませ!


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