ASDミドルの就職活動④
3週間弱のバケーション期間が終了。10月までは就労移行支援に通所できないので、とにかく徹底的に自分を楽にしてやるバケーション期間にすると
決めてました。
今回はお金に多少の余裕があったので、やりたいことに散財してもいいと自分自身に許可を出してたんですが、結局、超インドアなASDの宿命と言うべきか、大して金は使えませんでした。東松山の山奥で一日パラグライダーの講習を受けて、1回だけ丘からまともに飛んだのが最大の消費でした(これでも1万円かかってない)。
この3週間はたぶん、過去10年ぐらいで最もメンタルが好調・安定してましたねー。それもそのはずで、労働と失業の間のエアポケット生活を満喫してたから。多少、金に余裕があるので先の心配をしなくていい。散々、馬車馬のごとく働いた自分を褒めてやりたい気持ちもある。誰に対しても休んでいることが恥ずかしくない。
・・・という、楽園の高等遊民のような生活が今週、終わりを告げました。
正式にウェルビーへの通所が決まったからです。
今後、週に4日と半日は日中の時間に自分を拘束してくれる場所が見つかったので、ほっとしたのは確か。ただし私は就労移行支援のセカンド利用者なので、この後の展開もすでに予測ができます。
以前にも別記事で書いたように「ゆるやかな地獄の日々」が始まるわけです。これまでの人生で散々、失業しといて言うのも何ですが、私はワーカ
ホリッカーだと思ってます。仕事をしていないと、精神の安定が危うくなる。
私は軽度の精神障碍なので服薬をしてません。今までに幾つかの福祉事業所
や特例子会社にお世話になりましたが、私のように服薬を全くしてない人は
珍しいようでした。私の場合、プロ意識と責任感が非常に強いので、自分の
仕事を全うすることが服薬の代わりなんですね。
勿論、お金を稼いで貯蓄を増やすことも精神の安定には重要なんですが、
それ以上に自分のプロ意識を充足させることが、アイデンティティーの安定につながる。そのことが嫌と言うほど分かっているので、今週とうとう、
ゆるやかな地獄の門の扉を開けたな。
と、予感して戦慄するわけです。これから少なくとも数か月の間、いわば服薬なしでメンタルの安定を何とかしなきゃならない。その間、私を助けてくれるのは、一年間支給される(はずの)失業給付、面白い映画、就労移行支援のスタッフ(たぶん)、そしてこのnote。
考えてみたら、日々の仕事以外で服薬代わりになったのは、noteだけかもしれません。
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