親子の会話の量を増やす おすすめの問い方
しゃべっているのが多いのはどっち?
みなさんのご家庭では、
親子でしゃべっているのは、どちらの方が多いですか?
親の方ですか?
子どもの方ですか?
あまり考えたことのない話題かもしれませんね。
親がよく話す家庭では…
(決めつけているわけではありませんが、)
クラスの子がよく教えてくれている内容は
というものが多いです。
①や②の保護者は、仕事や家事が忙しく子どもの話を聞く余裕がそうな方もいます。
③の保護者は、子どものしつけをしっかりしないと!と感じている方が多いように感じます。
ただ、子どもの側から見ると、
『どうせ、話しても…』と投げやりな気持ちになるようです。
子どもがよくしゃべる家庭では…
子どもがよく話をしている家庭では、
親が聞き手になり、
適度に反応したり
問い返したり
質問をしたりいるケースが多いようです。
子どもも興味をもって聞いてくれるから楽しそうに
話しますよね。
語彙力も伸びる!
ある研究では、
親子の会話の数(時間)が多いほど
子どもの語彙力が高まると言われています。
幼少期では、
親が子どもに話しかければかけるほど、
語彙力が高まっているのです。
さらに、この研究では
親が、子どもの言葉に
反応したり、承認したりしただけでも
子どもの語彙力上がることを明らかにしました。
興味をもって聞いてくれるからこそ、
伝えたいという思いが膨れ上がり、
いろいろな言葉を獲得していくのでしょう。
子どもが話始める、おすすめの問い方
何を聞いていいか分からない時もあると思います。
そんな時におすすめなのが
①ベスト3を聞く
というものです。
・好きな〇〇ベスト3は?(給食・お菓子・遊び・教科など)
・はまっていることベスト3は?
・今日楽しかったことベスト3は?
・今日楽しみなことベスト3は?
「では、第3位!」などと、聞いていくと
子どもが自然と話し出すことがあります。
次は
②選択肢を与える
というものです。
・プリンとゼリーとヨーグルトどっちが好き?
・プッチンプリンと焼きプリンどっちが好き?
・今日の授業、午前と午後はどっちが楽しみ?
・国語と算数はどっちが…
など、選択肢の中から選ばせるのです。
そのあと、
「そうなんだ。どうして?」と聞くのです。
最後は、
③とぼけてみる
というものです。
親は知っているけど、知らないふりをして問いかけるのです。
子どもは、
親の間違いを訂正しようと教えてくれたり
無知な親に一生懸命教えようとしてくれたり
します。
意外とおすすめです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?