小学校ではまとめテストの時期がやってきた。親としてできる事は何か?
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
小学校でもまとめテストの時期になってきました。
学期末を迎えてきました。
そろそろまとめテストの時期になってきています。
小学校では、学期の終わりに
それまでに勉強した内容を振り返るまとめテストがあります。
私のクラスでも来週まとめテストをすることを予告しました。
国語、算数、理科、社会とたくさんの教科を勉強しなくてはいけません。
担任も、
範囲を伝えたり
子どもが苦手だと思っている教科に関しては、
プリントを用意したりして、対応していると思います。
では、各家庭で親としてできる事は何があるのでしょうか?
1つ目
子どもは、学校の先生から予告をされて、まとめテストがそろそろある事は知っている子も多いでしょう。
ただ親は知らないことが多いです。
子どもの宿題を確認しながら、
子どもが今何を学んでいるか
子どもが今何につまずいているかを把握しておく事は大切なことです。
2つ目
私は親が問題を出す事はとても良い勉強方法だと思っています。
これをパパ問題(ママ問題)と呼んでいます。
この良さは、問題の中に子どもの好きなものや身近なものを出すことができると言うことです。
子どもと楽しみながら振り返ることができます。
3つ目
自治体にもよりますが、1人1台、端末の学習が進んできて、AIドリルを使える学校が増えてきているのではないでしょうか?
採点も、自動でしてくれ、過去の学年にも簡単に戻ることができます。
ときには解説の動画が付いている問題もあります。
子どもの過去の取り組みも分かります。
これらが無料で使えるのです。
もちろん、問題集を買ってきて、それに取り組むのも良いでしょう。
しかし、このAIドリルはタダで使えることが多いので、とても重宝します。
AIドリルのデメリットの1つに、
パソコンで学習をしているため、
子どもが何をどこでだけ学んだかが把握しづらいと言うものがあります。
だからこそ、おうちの方には確認すると言うことをしてほしいと思います。
4つ目
過去にしたテストは家に保管してありますか?
我が家では、その学年のものは、進級するまで取ってあります。
まとめ、テストの時期になると、
時々持ち出して間違えた問題に再度挑戦させることがあります。
小学校では、過去にやった問題と同じ位のレベルの問題が、
出題されることがよくあります。
過去の問題に戻るのは、効率的に勉強する上でも、とても重要です。
しかも間違えた問題だけですから、比較的短時間で終わらすことができます。
(まとめ、テストと言っても、5つ位の単元から出題されることが多いです。5つの単元を最初から最後まで勉強しようとするとすごく時間がかかります。ですから間違えた問題だけ効率的に解く事は、子供にとっても負担が少ないのではないでしょうか)
最後に
今日のテーマは、親としてできることだったので、
すべて親がサポートすると言う視点で書いています。
学年が小さいうちは、自分で過去に戻って勉強すると言うのはなかなか難しいものです。
親がもうすぐまとめの時期だと知っていれば、少しずつサポートをしていくことができるのではないでしょうか。