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モチベーションよ!帰っておいで。モチベーションをコントロールする子育て

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

やる気が出ない。そんな時はありませんか。

みなさんは、モチベーションを維持するためにどんなことをしていますか?

頑張らないといけないのに、頑張れない。
やろうと思ったけど、なかなか乗り気になれない。

など、モチベーションが上がらず苦労した人もいるのではないでしょうか。

私は、よくあります。
授業準備をしなきゃいけないけど、やる気が出ない。とか
家事をしなきゃいけないけど、やりたくない。

など、1日の中でもたくさんあります。

そんな時、
「モチベーションよ!帰っておいで!」と心の中で
嘆いています。

誰のために頑張るのか。

「人は自分のためだけにはなかなか頑張れない。」

よく聞く言葉です。

でも、やっぱりそうだなと思います。

モチベーションを維持するために、
自分のためだけにしていると、いつか限界が来ます。

私にとって、ダイエットがそうでした。

自分のためのダイエット。やっぱり途中でモチベーションが下がってくるんですよね。

だからこそ、人のために!!!

家族や友人チームの仲間など
誰かのためにと言う動機があると、
少しくじけそうになったとしても、
あの人を喜ばせるためにもう少し頑張ってみようと
簡単にあきらめにくくなりますよね。

授業準備などは、まさにそうです。

子どもたちが少しでも楽しく、分かった!
と言って授業に取り組んでほしい。

そんな思いから授業準備をすることがあります。

これは、私たちには、誰かを人を喜ばせたいと言う本能があるからです。

このことを意識的に行うようになると、
日ごろから自分以外の誰が笑顔になるかを考える。(気づく)
素敵な習慣が身につきますよね。

少し余談ですが、
阪神淡路大震災の際、
甲子園で兵庫県の出場校が目覚ましい活躍をしたり、

東日本大震災の年、
なでしこジャパンが世界一になったりしています。

どちらも被災地に笑顔を届けたいと言う思いをもち
戦ったからだと思います。

これも、誰かを笑顔にしたい勇気づけたいと言う思いで、選手がプレーしたことが最後の踏ん張りにつながっているのだと思います。

子どもにも、誰が喜ぶかを意識させよう。

だからこそ、子どもにも
「誰が喜ぶのか」を考えさせる習慣を身に付けさせるのは
大切なことだと思います。

具体的には、
「~をすると、きっと、誰誰が喜ぶよ。」
「それをすると、誰が喜ぶかな?」
「誰誰を喜ばせるために、~をしよう。」

など

人の笑顔をイメージさせる言葉かけをするのが大切ですよね。

また、
「ええ~~、嬉しい!(幸せぇ~。)」
「~してくれたの?助かる!!」
「うわぁ、ありがとう」

オーバーと思いつつ。

など、親も積極的に気持ちを表現するのも大切なことだと思います。

最後に…

気軽にできるのは、
子どものしたことや言ったことに
気持ちを表現することも知れませんね。

ぜひ、今日
子どもがしたこと(言ったこと)に
「嬉しい!」「ありがとう!!」と
気持ちを表現してみてはどうでしょうか。

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