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楽しく行き、楽しく帰る!そういう姿を見たい。見せたい。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

暑い日に苦しめられるが…仕事は続く。

9月になっても暑いですね。
きっとみなさん、暑さに耐えながら、過ごされていると思います。

私も暑さに耐えながら、子どもたちと授業に励んでいます。

暑くても、「さぁ頑張るぞ!」って明るい表情を心掛けるって大変ですよね。

家でもそうです。

へとへとで帰ってきて、子どもの前で笑顔でいるって大変なことです。

自分ができるているか…。ただ、それは意識をして生活しています。

以前、
「意図的に明るい姿を子どもに示すことの大切さ」について書きました。
フランス教育と比較した記事です。

お時間がある方はぜひ。

こういう姿を見せることは、子どもの労働意欲につながらうと思います。

やる気を引き出すことにもつながります。

以前、我が家で百発百中のやる気の引き出し方にも、
似たような話を書きました。


子どもは、どう思っているんだろう。

この本を読みました。
これは、簡単に言うと、
大人の悩みに、子どもが答えるものです。

とっても面白い内容でした。

大人の悩みには共感し、
子どもの目線に納得し、
ヨシタケシンスケのイラストに癒されます。

その中に、

うちのお父さんなんて、毎朝「会社行くの辛い」って言って死にそうな顔で家を出て行って、夜にさらに死にそうな顔で帰ってくる。それなのに子どもには「学校行け!」「勉強しろ!」「夢を持つことが大事!」とか平気で言う。だいたい言ってることとやってることが大人は違う。

はい! こちら子ども記者相談室

という文がありました。

まさに、
言動不一致。

自分のことは棚に上げて、ついつい子どもにはってことは、
みなさんも思い当たる節があるのではないでしょうか。

ただ、一方で、
自分を超える存在になってほしいから、
自分のようにならないために敢えて言っている場合もあるでしょう。

私もそういう場面が多々あります。

ただ、子ども目線からいうと、理不尽なことのように感じるのですね(笑)

一了の提案①

そんな時のために、やっぱり私の提案は、
「今日も楽しかった!」って帰ってくる姿を見せることだと思います。

演技でもいいんです。週1回…いや、月1回でも
そういう姿を見せられると、子どもの意識は変わるかもしれません。

また、
「こういうことがあるから、仕事って楽しい!」っていうのを伝えるのも大切かもしれません。

「苦労はある。大変なことも多い。でも、たまにあるこういう楽しみが仕事の醍醐味だ!!!」ってのを子どもに見せるって大切なのでしょう。

一了の提案②

それが厳しい場合、やっぱり子どもに説明をするのも大切です。

「学校行け!」「勉強しろ!」「夢を持つことが大事!」って言っているのは、こういう理由があるんだよ。と。

「お父さんは、それができなくて、苦労したんだ。」というように
実体験を語るのもいいかもしれません。

また、伝える際には、
「学校行け!」より、「学校に行った方がいいと思う。」「学校に行くのが大切だと思う。」

「勉強しろ!」より、「勉強したが方がいいと思う。」

などと、
アイメッセージ(主語を自分にする話し方)」をしたほうがいいでしょう。

最後に…

まずは、今日!
笑顔で行って、
笑顔で帰ってきたいものです。


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