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素敵な1日は作戦で決まる!そのスタートに作戦はあるのか⁉

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

今日も楽しかった~!と帰れている親

仕事お疲れ様です。

皆さんは、家に帰るとき
楽しそうに家に帰っていますか?

上機嫌で帰っていますか?

仕事をしている姿を見せることはできませんが、
帰ってきたその時の姿で
仕事をしているときの姿が透けて見えることがあります。

「あっ、今日は忙しかったんだな。」
「今日の仕事、上手くいったんだな。」

そんなメッセージが、あなたから発せられていると思います。

それと同時に

「仕事って大変そうだな。面白くなさそう。」
「僕も、早く働いてみたい!」

と仕事に対する憧れ(失望)を持たせることもできてしまいます。

私自身
毎回毎回、上機嫌な姿、
仕事に対する前向きな姿を見せることはできませんが、

時には
意図的に
仕事っておもしろいよ。
仕事って楽しさもあるんだよ。

というメッセージを伝えられたらいいのではないかと思っています。

家のドアを開ける瞬間に、
上機嫌で入るぞって
作戦を決めてから
入る日もあってはいいのかもしれませんね。

フランスでは、自分のカラーを打ち出す先生が多い⁉

最近、おもしろい本に出会いました。

日本在住のフランス人ライターが
日本とフランスの教育を比較する内容のお話です。

すごく読みやすく、
おもしろい内容でした。

その中に、
先生の仕事中の姿勢について書かれている場面がありました。

わたしは先生自身がわくわくしながら教えることが何より重要だと考えている。もしわたしが学校の先生だったら、自分のカラーを打ち出し、自分ならではの教え方を追求しようとするだろう。先生自身が幸せに働き、教えることを楽しんでいれば、それが子どもにも好影響を及ぼすと思うからだ。

一部引用

筆者は、日本の学校の先生は、同じ教え方をしており、先生自身が思ったよりワクワクしながら教えることを重視していないのがショックだったと述べています。また精神的な疾患により休職に追い込まれる教員が多いのも心配されていました。

一方で、日本の先生の教えるレベルは高く、子どもの学力が高いことに関心されていました。

フランスでは、

フランスの場合、そんな個人としておもしろい先生は多いけれど、学習の結果が伴っているかといえばそうでもない。依然として、学ぶ意欲のない子、読み書きができずに卒業していく子がたくさんいる。

一部引用

フランスの先生は、魅力ある方が多い一方で、
結果が伴っていないと言う面で、充分であるとは言えないと述べられていました。

日本の教育の良さも、フランスの教育の良さも両方の側面から述べている本書はとても面白いです。

この本は、日本のいい所どり、フランスのいい所どりをすれば、教育がよくなる!という単純なことが書かれているわけではありません。

それぞれの国の教育制度や文化の特徴もあるため、取り入れにくい面もあるでしょう。

それでも、
日本の先生に、
いきいきわくわくしている姿を子どもたちに見せてほしいというメッセージを送ってくれている

私は思いました。

子どもの前で、
いきいきわくわくしている姿を
意図的に見せていくって大切だと思います。

教室のドアを入る前に、
上機嫌で入るぞ(笑顔をいっぱい見せるぞ)って
作戦を決めてから
入るのも大切なことですね。

最後に…

読みながら、私は子どもの前で楽しそうに振舞えているのか、
振り返りました。

きっと、
日によるんだろな~。

時には、楽しそうじゃない場面も多いんだろうな~と
反省しました。

忙しいと、余裕がなくなり
目の前のことをこなすことで
手一杯になってしまっています。

やっぱり、
意図的に(作戦)ってのは大切です。

今日は、こういうことを頑張るぞ。
今日は、こういう姿を見せていこう!
今日は、ここで子どもたちと楽しむぞ!

と、1日の流れを作戦立てて、
意図的に子どもに接していくことは
とっても大切だし、
私に合っている方法だと思います。

今日も、
何か意図(作戦)をもって。

1日頑張っていきましょう!

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