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振り返りをさらに充実させたものにするために。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

1年の振り返りをする時期となりました。

年末になり、
もしかすると
家族で1年の振り返りをすることがあるかもしれません。

今日は振り返りをもう1段階深く掘り下げるという話を書きます。

何か活動して、
気づいたことや思ったこと考えたことを
振り返る事は
よくあるかもしれません。

小中学生の場合、
それをノート等に書きますよね。

大人も、
日記として書いている人もいるかもしれません。

活動の終わりに何かを振り返る事は、
自分自身を見つめたり、
知識を定着させたりする上で
とても大切なことです。

その振り返りを
さらに充実させるための
方法を2つ提案します。

定期的に。

1つ目は、
ある程度書き貯めたら、
それをまとめて振り返る
ということです。

例えば、
1週間分、振り返りを書き貯めたのなら、
・何か共通点はなかったか?
・特別な学びはなかったかなど、
一度、読み直すことで、
新たな学びを作り出すことができます。

書きっぱなしにしないと言うことです。

そういう時間は、
意図的に取らないと、
なかなか取れるものではありませんよね。

週末の朝とか
仕事始めの朝など、時間を決めて行うのもいいと思います。

もうひとひねり。

2つ目は、
書いた振り返りをさらに深めるというものです。

最初に書く振り返り、
これをシングルループと呼びます。

そして、その振り返りを読みながら、
・なぜ〜できたのか。
・どうしたから、上手くいった(うまくいかなかった)のか。
・どの行動(学び方)が、いい影響与えたのか。

これを考えるのです。

これを、ダブルループと呼びます。

シングルループよりも、
さらに深く掘り下げる、
ダブルループをすることで、
振り返りがより密度の高いものになっていくのです。

私も、上の2つの方法を実践しながら、
書いて終わりにならないように気をつけています。

とは言え…

とは言え、
書き始める(振り返り始める)と、
いくらでも時間をかけてしまうので、
こういう場合

・時間で区切る
・行数で区切る
など区切りを決めてることが大切です。

私の場合、
トイレに行っている時間だけとか

家に着いたとき、
車の中で5分だけ。

などとすることもあります。

最後に…。

年末になり、
今年1年を振り返ることがあるかもしれません。

その時の心とになれば嬉しいです。

2024年もあとわずかです。
皆さんにとってと、素敵な時間になりますように。

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