『ひとりのクリエイターとして』-2020年の振り返りと2021年に向けて
2020年も間もなく終了。
来年は何をテーマにしようか。そろそろちゃんと考え2021を迎えたいなと思うので、今年の振り返りと来年に向けて。
フロントエンドエンジニアをやっています、峯です。
来年のテーマに入る前に、まずは今年の振り返りからやっていこうと思います。今年は総合的に昨年に比べて平穏であったなと思います。
世の中的には平穏とは決して言えませんがね。
2020年の振り返り
ライフスタイルが変わる時は想像以上にあっという間で、昨年には全く想像しないでいた未来を迎えるものですね。
「60なっても毎朝満員電車乗ってんのかなぁ」
なんて数年前に想像した、脱したい未来は若干24歳で脱することになりました。
こんなにもあっけなく世の中は変わっていくんだなと不安と期待と、恐怖と希望...いろんな気持ちを抱かせてくれる2020年でした。
しかし、極端なものはやっぱり良いことばかりではなく、肩身の狭い生活を強いられることになった年でもあります。
私の仕事は幸いにも、リアルの対面なくても行える仕事でしたが、リアルの対面を行うという選択肢が閉ざされるというのは良い気分ではありません。
いつまで続くやら。マスクってなんだか味気ない。
エンジニアとしての新しい目線
仕事の方は、今年リリースを迎えたサービスのメンテナンスが中心。
開発フェーズに回らなかったリファクタリングや機能改善等を繰り返していました。
自然とプロダクトを俯瞰してみる時間が増えました。
開発フェーズの、コードをモクモクと書いていくような時間は直接的にスキルアップのきっかけになりますが、プロダクトを一歩下がって見ることで見えてくるものもあります。
足りていないものが見えてくるのです。
エンジニアとしてこのサービスを継続していくために何が必要かじっくり考える時間が増えました。
世の情勢が後押ししてか、新規の開発要件が増えることは無く、サービスにスタミナをつけるためにはテスト開発であったり、開発体制が十分でない事、これを強化しないといけない。
テストやリファクタリングはエンジニア意外の方にはなかなか重要視されにくい分野でもあります。
脆弱性の問題が起きればエンジニアリングが問題視され、何も起きなくても加点されることはありません。
スキルとサービスの安定供給を両立して身につけるということが必須スキルとしてあります。正直、どうしても評価されるのは技術的な分野だったりするため、個人としても意識的に重要視せずにいたところでもありました。
エンジニアとしてプロダクトを管理する立場になると、そんなことも言ってられないということで、自身のキャッチアップすべき分野として「テスト」を学び始めることにしました。
学び始めると面白い事が多いし、活用できるメリットも多い。
学びというは本当に面白い。気づきが必ずある。
教育ってなんだろう
開発はチームで行います。もちろん人が中心で行っているので、サービスが続けば続くほど、メンバー、人の流動は免れません。
人員の変化にある程度対応できるチームを作るためには教育分野は重要です。最も難しいところでもあるなと思います。
今年は教育を行う場面も増えました。教育するというのは面白いことに自分自身の学びも多く、さまざまな意味で飽きないなと実感しました。笑
しかし、自分自身を思い通りにキャリアアップさせるのさえ難しいのに、他人をそうさせようなんて本当におこがましいにも程があるなと...
最初はもちろん、スキルを伸ばしてあげないと!一人前にする!なんて考えて動こうとしていましたが、未熟な人間が誰かを成長させようとか、伸ばそうとか結構無理あるなと感じてからは、困っていることがあれば一緒に考えようという方にシフトするようにしました。
何が良いのかはわからないし、考え方に正解を押し付けるのだけはダメだなとは心がけてやってます。学校じゃないですしね。
ひとりのプレイヤーとして
与えられた舞台の上で、細かい事から荒いことまでいろいろ考えた1年だったかなという感じがしています。
それ故、今年は「平穏」だった...という言葉でまとめてしまいました。
そう。あくまでひとりのプレイヤーとして動いた年でした。
2021年に向けて
人生100年時代で、毎年毎年スリルある時代では嫌だなとは思いますが、まだ20代だし、充実感や満足感、それなりの疲れというのは味わいたいです。
もちろん自分自身で選択したライフスタイルだったりするので、変化を加えるためには自分の選択を変えていかないといけません。
ひとりのクリエイターとして
自分の熱量を与えられる物を生み出したい。エンジニア目指したのは、元と言えば「ものづくり」がしたかったからで、自分が作りたいものを作って生きたいです。
人生4分の1が経過して、そろそろちゃんと「ひとりのクリエイター」としてスタートしなければ。スタートしたい。
来年、2021年は、何かを作るために時間使っていこうと思っています。
2021年は、「めんどくさいこと」をやっていこうと思います。