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テストの点数を見てはいけない。その代わりにここを見て⁉

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

小学校では、そろそろ最初の学習のテストが終わり、
数枚テストを持って帰ってきたお子さんもいるのではないでしょうか。

今日は、そんなテストに関する記事です。

テストの点数を見てはいけません。


以前記事

テストの点数ではなく、ここを見て!?

『その「一言」が子どもの脳をダメにする』という本の中に、

親が点数の評価をしなくても、子どもはすでに学校で先生などからほめられているはずです。そして、「テストで100点を取ったこと」はあくまで、学校という「家庭の外の生活」においての話であり、親がタッチすべきことではありません。親が問題にすべきことは、「家庭の中で子どもがどのように生活しているか」だけです。

(中略)

テストの点数よりも親に「認めて」ほしいのは、家庭での「役割」を全うする子どもです。
たとえば、試験期間であっても勉強を切り上げて、役割である朝ごはんを確実に作る子どもに、親は毎朝「ありがとう」と感謝する。ときには、「勉強忙しいんだったら、今朝はごはん、お母さんが作ろうか?」と言って、子どもが「ほんと?ごめんね。ありがとう、助かった!」と親に感謝する。家庭生活の中で、日々そのような会話を交わしていく方が、脳育てには圧倒的に重要です。

その「一言」が子どもの脳をダメにする

と書いてありました。

確かに、何に重きを置いて「認めるか」によって、大きく声掛けが変わってきます。

テストの成果は全く手見なくていいの?

本書では、
テストの点数 < 家庭での役割 のように述べられています。

もちろん、
テストの頑張りにノータッチでいいとは述べられていません。
頑張りを認め、声をかける大切さを述べられています。
テストの点数に目が向きすぎるぐらいなら
家庭での役割を果たしている姿を認める方が健全な子育てに
つながると述べられています。

ただ、
親が問題にすべきは、
「家庭の中で子どもがどのように生活をしているか」
だけでしょうか。

私は、高学年になっても
九九が言えない。
繰り上がりの足し算ができない。
子ども達をたくさん知っています。

そういう子どもたちは、
小学校のテストで50点やそれ以下の点数を取ることも
よくあります。

その場合、
家での役割ができているから
勉強ができていなくても、
勉強面は親がタッチすべきことではないから、
一刀両断してもいいのでしょうか。

もちろん、
・家庭での役割を果たす子どもは素晴らしいです。
・点数に一喜一憂してしまう親は心配です。

私は、子育てにおいて、

「家の外で頑張っている我が子」も
「家で頑張っている我が子」も

認めてあげたいと思っています。

※その時に「認め方」にコツが必要だと思っています。


どっちかを取るのではなく、

どちらも(テストの頑張りを認めることも家での役割を果たすことも)
大切なこととして、
2つのものを両立し
一挙両得な子育てを目指したいと
強く思いました。


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