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絵本から文字数の多い本への移行の方法

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

読書の良さの再確認。

昔から
読書はいいものだ!と
言われています。

まず、
読書を通じて、新しい言葉や表現を学びます。

本を読むことで、文法や言葉の使い方を自然に吸収し、自分の言葉で表現力が磨かれるのです。

また、読書量が多いほど豊かな空間が身に付き、コミュニケーション能力の向上にも繋がると言われています。

次に、
物語や描写、頭の中のシーンやキャラクターを思い浮かべる経験を積みます。 これにより、創造性や柔軟な思考が養われます。

特にファンタジーや冒険物語は、現実では信じられない世界観を広げてくれます。

そして、
共感力と感受性が向上すると言われています。

読書では、主人公の喜びや悲しみの共感したり、読者は、自分とは違う性格の立場から考えたりすることができるからです。

さらに、
読書とテスト成績との関係についても、よく言われることです。

読書量が多い子どもは、テストで高得点傾向があることが研究で示されています。

他にも、読書によって得られるものは多いでしょう。

それを意識して、
絵本の読み聞かせを行ったり、
本を買ったりと
いろいろトライしている親は多いのではないでしょうか。

しかし、
絵本までは、よく読んでいたけど、
文字の量が増えた途端、
本を読まなくなるということは
よく聞く話です。

では、
絵本から文字の多い本への移行はどのようにすればいいのでしょうか。

今回は、その方法について書いていきます。

我が子は、この方法で本を好んで読むようになりました。

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