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節目を用意することで、子どもは伸びていく!

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

学校では!

学校では一つ一つの節目を大切にします。

入学式や卒業式、始業式や終業式。
それだけではなく、
行事等の節目も大切にします。
1学期は運動会。
2学期は、宿泊行事。
3学期は、学芸会などなど。

学校によって時期は違いますが、
どの学校でも行事等の節目がありますよね。

学習では、
発表会やテストなど、学びの節目もあります。

こういう節目を用意することで、子どもたちは、
いつまでに何を頑張れば良いかを明確にして取り組んだり、
気持ちを切り替えて取り組んだりすることができます。

私は、何よりも、
いつまでに何を頑張ればいいか、ゴールが明確になっている事は、
子どものモチベーションの面でも大切だと考えています。

では、家庭では、どのような節目を用意すれば良いでしょうか?

家庭の中での節目とは!!

まず季節的な節目があります。

衣替えは、心替えと、昔は言ったもので、
季節の変わり目に、気持ちを入れ替えることもできます。

また、
夏休みや冬休みなど、
長期休暇の節目もあります。

次に、進級や進学の節目があります。

さらには、習い事をしている家では
発表会や試合など節目もあるでしょう。

次からは、こういう待っていれば、やってくる節目ではなく、
親が節目を用意することについて書いていきます。

親が節目を用意するとは。

親が節目を用意するとは、
いつまでに何を頑張れば良いかゴールを用意するということです。

例えば、学習では、
宿題のノート(自主学習ノート)が、
◯冊終われば、ご褒美というようにゴールを設けるとか。

頑張っている漢字学習で、親が出す問題に連続10問正解することとか

各家庭で、勉強のゴールを定めるのです。

一方、
子どもが楽しんで続けているものについては、
ビデオ撮影会や展覧会の日を設けて
節目を作る
方法もあります。

例えば、我が家では、
娘がけん玉にハマっていた時期には、
けん玉発表会をしました。
また、アクリル絵の具で絵を描くことにはまっていた時期には、
できた作品をずらりと並べ、
家を飾り付ける展覧会をしたこともありました。

(こういう絵の処分には困りますよね。展覧会が終わったら、全てを処分したり、2つだけ残したりと数を減らしていくのが、お勧めです。)

もちろん、勉強も子どもが楽しんで続けていることも、
節目が来ればおしまいではありません。

親として、
時間の許す限り、そういう時間子どもと一緒に過ごしたいとは思いますが、現実的にその時間を作り出す事は難しいものです。。。

ですが、
先程の節目の時を用意することで、
節目のときには一緒に過ごしたり楽しんだり、
褒めたり励ましたり目一杯するというメリハリをつけて、
子どもと接することもできるのです。

最後に。


繰り返しになりますが、
節目を用意することで
ども供はいつまでに何を頑張れば良いかゴールが明確になったり、
気持ちを切り替えて取り組んだりすることができるようになります。

すべてのことで
毎回のように
節目を用意することはできませんが、
このような視点を持って、取り組んでみるのは良いのではないでしょうか?

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