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親:「私は全て知っている」( *´艸`)とする方法
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の
2つ視点から、『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
親には、全て見透かされているかも。
中学生ごろまでに
子どもに子どもにこのように思わせたら、
子どもは、
自分に正直に行動するようになると思いませんか。
親なら何でも知っているわけはないですし、
気付かないことだってあるでしょう。
ただ、
何かをするときに
こそこそと…何かをしてしまう子にはなってほしくないものです。
昔の人は、
人に見られている…ではなく
お天道様に見られている…と
自分を律していたと聞いたことがあります。
親がそんな存在になるっというのがここでの話です。
方法① 仕掛ける。
子どもと接していると、日々、いろいろなことが起こります。
その際に
目の前のことが起きてから対処するばかりでなく、
こちらが
起こることを予測して
対処しておくと、余裕が違います。
仕掛けるとは、
あることを仕掛けることで、
わざとそれを起こし、対処するというものです。
例えば、
家で自分以外のものも片付けをさせたい場合、
親はわざと ものを片付けずに置いておきます。
時には、わざわざ、わざと出しておくことも(笑)
そして、それが片付いたのを確認して
「片付けてくれたんだね。 ありがとう。」と声をかけるのです。
ここに時間差があるとすごいかもしれませんね。
他にも、
親ができることを わざとせずに放っておく。
それをさりげなくした瞬間を見逃さず、
後からでもいいので
「~してくれたんだね。ありがとう。」と声をかける。
もちろん これらは、親がやろうと思えばできることです。
でもそれを子どもの手柄にするのです。
そうしておいて、
そこをしっかりと認める。
子どもからすると、
親は見ていないと思っていますから、
「 何でそんなことわかったの?」と 驚くことも多いのです。
方法②子どもの言い分に付き合う
2つ目の方法は、
子どもの言い分に付き合うというものです。
ポイントは、親が一枚上手という状況を作ることです。
大人が聞いて明らかに
誤魔化そうとしたり
自分の良いほうへ解釈をしたりする場面があったときに、
いきなり
否定するのではなく、それに一度付き合ってみるのです。
「お父さんは、~したほうがいいと思うけど、それでうまくいくんだね。」ぐらい声をかけておいて…。
そのあとの子どもの言動を見ておくと
きっと子どもは、その間違いに気づくことでしょう。
まとめ
方法はさておき、
今回伝えたかったのは、
親が一枚上手で、
余裕もって子どもに接する時間を確保することの大切さです。
親は見ていないようで
ちゃんと見ているんだよ。
というメッセージを送ることではないでしょうか。