子どもはインフルエンザ。でも、学級でトラブルが。。。家に帰れない。母親の先生の話。
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
セカンドストーリー。とその思い。
以前に書いた記事のセカンドストーリーです。
下に昨日の記事を載せています。
このトラブルがあった日は、
朝から女性の担任が、管理職の先生に
「息子が熱を出したので、今日は午後から年休を取らせてください。」
と申請されていました。
午前中は、旦那さんが看病をし、
午後からは、女性の先生(お母さん)が、看病をすると言う流れだそうです。
女性の先生は、午後からの授業の自習の準備を進めるために、
朝早くから学校に来られていました。
しかし、クラスの女の子たちのトラブルが起きてしまい、
それが保護者を巻き込んで、
放課後学校で話し合いの場がもたれることになりました。
その女性の先生は、
家に帰ることができず、
トラブルの対応をしなくてはなりませんでした。
午後からは、旦那さんが仕事を休み看病に当たったそうです。
保護者同士の話し合いは、20時に終わったそうです。
そこから学校で情報共有を行い、学校出たのは21時過ぎ。
この話を友人にしたところ、
と言われました。
続けて、
とも言われました。
どうなのでしょうか?
学校はブラックな職場だと言われることもあります。
その1つに、自分の時間(家族の時間)をないがしろにして、
働かざるを得ない環境があります。
今回はトラブルが起きてしまったので、
その対応をしなくてはなりませんでした。
トラブルの中には緊急を要するものもあるので、
仕方がないと、割り切らないといけないこともあるでしょう。
ただ、
私の友人が言うように、
もし、担任が、
保護者に事情を話したのなら、
1日ぐらい話し合いを待ってくれたのでしょうか。
もしくは
担任が、その話し合いに出席せずに、
管理職や学年団が代わりに話し合いを進める事はできなかったのでしょうか?
そんなふうに、考えてしまいます。
担任にも家族がいます。
担任が背負わされる責任があまりにも大きいと感じた出来事でした。
数年前に、
担任が、自分の子の入学式を優先し、
学校の入学式に出席をしなかったということで話題になりました。
私の記憶では、担任が入学式にいないとは何事だと言う非難の声が多かったと記憶しています。
すべての場合とは言いませんが、
担任が
自分の家族を優先することが
あっても良いのではないかと私は考えています。
最後に…。
クラスの子どもたちとの関わりは、本当に楽しいものです。
子供と目一杯遊んだり、授業を楽しんだりしているときには
先生をしていて良かったとやりがいを感じることも多くあります。
先生は、子どもやその家族を大切にし、
子どもやその家族も、先生を大切にする。
そんな関係が築けると素敵だなといつも思っています。
もし、私が、同じ場面に遭遇したり、管理職だったりするならば、
どちらも大切にするように対応していきたいと思いました。