【学習に応用するしかない!】弱みを握ると嬉しそうな子
大人が弱みを見せると、子どもは喜ぶ。
子どもは、大人より優位に立つと俄然、燃える。
上の記事にもあるように、
子どもは、大人よりも自分の方が知っている、
という状況にかなり燃えます。
饒舌になったり、
お手本を示したりしてくれます。
今日は、
その中でも
漢字学習にまつわる話を書きたいと思います。
私が苦手だった漢字。
私が小学校時代、どちらかいつも悩んでいた字がありました。
この2文字です。
特に、左側の「つくり」がどっちか悩んでいました。
また、
これらも、点を打つのか打たないのかよく悩みました。
さらに、
これも、紛らわしいと嘆いていました。
それぞれに自分の解決策を見出しましたが、
子ども時代は、よく間違える字でもありました。
子ども達に話すと…
こういう小学校時代のミスの話をすると、
子どもは俄然、燃えます!!!
「え~~!!そんなの簡単だよ!この字の時は~。」と
書き分け方をみんなに紹介してくれる子。
「分かる~。俺もよく迷う~!」t
共感してくれる子。
「確かに、間違えそう!!気を付けないと!!」と
見分け方を必死で学ぼうとする子。
いろいろなパターンがありますが、共通するのは、
そのことに関する興味関心が跳ね上がるということです。
エピソード記憶というらしいですが、
情報にエピソードが加わると、
記憶する力がグンと伸びるのです。
私がいいなと思うのは、
先生の失敗を通して、
子どもたち同士でその失敗を乗り越えようとしているところです。
また、
気をつける ポイントを
人に話しながら、
自分の記憶を強固にしているところです。
大人の失敗談を子どもに伝えることは
1つの方法として、
いいと思うのです。
余談
私には、小学生の娘がいるので、
「先生の娘は、~~って字を~~なふうに間違えてたよ。」と
伝えると、
その字の習得率は格段に跳ね上がります(笑)
「みんなよくここを間違えるからね。」
と伝えるよりも
身近な人の失敗は、
負けてなるものか!!とか
先生の娘のようにはならないぞ!!と
やる気を引き起こすのでしょう。
大人の弱みをうまく利用しよう。
子育ての中でも
自分の弱みや 失敗談を話しながら
子どもに注意を 促す言葉 あると思います。
それを 学習 に応用し、
子どもに
「私が子供の頃は ここでよく間違えたんだよね。」
「 ここの覚え方 難しいよね。 どうやって覚えているの。」
などと
話しかけてみるのはどうでしょうか。
子どもがノリノリで話し始めたら、しめたものです。
もし子供がわからないと言った場合には、
一緒に考えてみるのもいいのではないでしょうか。
おうちのの人と一緒に乗り越えたというエピソードが
記憶を 強固にしてくれると思います。
もしくは
「分かったら教えてね。」と声をかけておくのもいいでしょう。
もし、子どもが
そのことがわかった時に、親に話すというのは
いい復習(アウトプット)になるからです。
ぜひ、親の弱みを見せながら、
子育てを楽しんでいきましょう。
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