親子の絆が深まり、日々を頑張る力も湧いてくる。その方法とは。
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
「先生あのね。」
この時期になると、子ども達が
「先生、俺は冬休みに~。」と冬休みの予定を教えてくれたり、
「先生、もうすぐ、~をするから、わくわくする。」と楽しみなことを話してくれたり、
「サンタさんからのプレゼントは~」
「お年玉で、~~を買うんだ。」と買い物の予定を教えてくれたりします。
子どもにとって、
先のワクワクする予定を決めておくって、本当に幸せそうです。
子どもにとってワクワクする予定を。
①わくわくするご褒美を設定する。
ご褒美を設定することで頑張れるのは、大人も経験していると思います。
子どもだって同じです。
せっかくのご褒美ですが、
親子の両方にとってのご褒美であることがいいと思っています。
子どもの好きなものを買う。というのも
立派なご褒美ですが、
ここでいうのは、
頑張ったからご褒美!ではなくて、
ワクワクする予定(ご褒美)のために、頑張るというものです。
今の時期、冬休み・年末年始が待っています。
「よし!今年の冬休みは、〇〇をしよう!それに向けて頑張るぞ!」
という感じです。
それに向けて、
親は、仕事を頑張り、
子どもは、勉強、習い事、部活を頑張るという感じです。
親子で一緒のご褒美が待っていると、
親子で頑張ることができますよね。
話は、少しズレますが、
頑張ろうと決めたら、
・いつまでに
・何を
・どれくらいするのか
予定を決め、段取り良く進められる力を伸ばすきっかけにしたいものです。
いい例ではありませんが、
私のクラスに宿題を貯めまくっている子がいます。
保護者にそれを伝えると
「それが終わらないと、来週の〇〇の予定に連れていかないからね。」と
言われ、
すごい勢いで宿題を終わらせた子がいます。
(過去にこういう子には、何度も出会っています(笑))
楽しみのために、子どもも頑張れるのですね(笑)
②子どもが選べられる幅を残す。
予定を決める際に、
子どもが選べる幅を残すことで、
子どももご褒美にノリノリになります。
旅行の場合、
子どもが昼食場所や行く場所を決めるという感じです。
③家族の恒例行事を作る。
これは、家族の絆に関わるものですが、
大きくなっても、正月は家族で過ごす。などの
家族の恒例行事を作ることで
親子の時間を楽しめるようになります。
もちろん、
12月は、旅行に行く。
そのために、
11月には、~~をしないといけない!
とかなり早い段階から
予定を決めて取り組めるようになるという良さもあります。
最後に…。
大人もそうですが、
ご褒美があるから頑張れます。
子どももそうです。
親子にとって
楽しみな予定(ご褒美)を
作ることで
頑張れる
+
家族の絆が深まる。
これは、素敵なことではないでしょうか(*^_^*)