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今日も試行錯誤の子どもとの1日が待っています!完璧を捨てていこう。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

もう自主学習をしなくてもいい?

昨日の夕ご飯の際に、
次女が
「自主学習は、もうしなくていいかな?」と
唐突に言い始めました。

今後の遊びの計画について話をしていた時に
急に言い始めました。

話を聞くと、
「たくさん遊びの計画が出来てきて、勉強をする時間が取れなさそう。もう最低限の宿題を済ませているから、自主学習は、しなくていいかな?」という相談だったようだ。

親として、試されるな~と思いつつ
私は次のように話ました。

最初に計画を立てた内容は、無理のないものだったと思うよ。
無謀な計画でも、適当にした計画でもないんだったら、
最初に決めた目標に向かって
頑張るあなたでいてほしいな。

というものです。

合わせて、

一生懸命頑張ったうえで、できないから目標設定をし直すのと
まだやれる余地を残した時に、目標を下げるのでは
大きな違いだと思うよ。

まだ、今の段階で、
「自主学習をしなくていい。」というのは、
お父さんは早いと思うよ。

と。

まぁ次女も
少し弱音が出たぐらいだったのか、
「そうだよね~。」と言いながら、
夕ご飯の後に、勉強をし始めていました。

オリンピックを見ながら。
その勉強に意味あるんかい!!!っというツッコミはやめておきました(笑)

親は完璧でなくてもよい。

上手いこと言えたかな~。
伝わったかな~と思いつつ、
子どもが大きくなってくるにつれて、
こういう咄嗟の言葉に悩むことが多くなってきました。

そんな時、
以前読んだ、本の一説を思い出しました。

それは、
『親は完璧でなくてもよい。』というものでした。

子どものためにストレスも困難もないような環境を作ることが、親の務めではない。つらく苦しい経験が成長につながることは多い。親の務めは、困難とその結果得られる成長を子どもから奪わないことだ。親は完璧でなくていい。

TRICK スティーブ・ジョブズを教えYouTube CEOを育てたシリコンバレーのゴッドマザーによる世界一の教育法

この本では、上手くいかなかった乗り越えられるように育てるのが大切と書かれていました。

子どもに上手く伝えらなかったとしても

昨日の場面では、もしも、うまく伝わらず、
次女が自主学習をしなかったとしても、

ふっとやる気を見せた段階で
「やっぱりやろうとしているんだね。頑張ろうしているのがすごいと思うよ。」と
声をかけることもできるだろうし、

結局最後まで、自主学習をしなかったとしても、
「自主学習をしなかったけど、どうだった?最初の計画通り、した方がよかった思った?それとも、充実した時間を過ごせたからしなくてもよかった?」と振り返れるように尋ねてもよいかもしれません。

大切なのは、

その場、その場で完璧を求めずに
試行錯誤しながら、
子育てをするという意識

なのだと思います。

今日も試行錯誤の子どもとの1日が待っています。

楽しんでいきましょう。

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