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退学率が高い受験の仕方。親として今からできることを考える。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

受験の仕方によって、学力が変わる⁉

受験には、
・推薦入学
・AO入試
・一般入試が
あります。

推薦入学とは、出身校からの推薦を受けた学生を選抜し、主として学力テストを免じて入学させることである。

AO入試とは、学校における成績や小論文、面接などで人物を評価し、入学の可否を判断する選抜制度のことである。

一般入試とは、指定された試験を受験してその得点で合格者が決まるものです。最もオーソドックスな選抜方法です。受験生に門戸が広く開かれ、募集人員も最も多くなっています。

一般入試よりも、推薦入学、AO入試は、時期が早く、早い段階から合否が分かるため、これをねらって受験する人も少なくありません。

確かに、早い段階から合否が分かることって
親にとっても
子どもにとっても魅力的ですよね。

ただし、デメリットもあるようです。

AO・推薦入試の入学者は一般入試の入学者に比べ退学率が高い」という残念な調査結果もあります。多くの学生を迎え入れるためのAO・推薦入試の入学者が、前段階の基礎学力不足により、本来の大学での学びについていけなかった、本末転倒な現象が起きているといえるでしょう。

子どもが自ら考え、動き出す 学ぶ環境のつくり方

早い段階で、受験勉強に区切りを付けることができるため、合格が分かった後は、勉強時間ががくんと減り、
一般入試で合格する子に比べると
学力が低くなっているという傾向があるようです。

そのため、大学でも入学当初は、高校時代の復習を行うなど学力補充を行うところもあるとか。

何のために学ぶのか。

学力が下がる子や大学を退学してしまう子は、
何のために学ぶのか。
これがはっきりしていないことが多いようです。

大学は「学びたいこと」や「自ら学ぶ意欲」がある人にとっては大切です。
でも、学歴のためや周りが言ってるからとか、なんとなくという理由だけに行くには時間とお金がもったいないですよね。

親として、
子どもが心から目指したいものを見付けられる手伝いをしたいと強く思います。

私の娘は、まだまだ受験を考える年齢ではありません。

しかし、
将来、どんなことがしたいのか。
何を伸ばしたいのか。

ここを見付けられるように
今から
・いろいろなことに挑戦(体験・経験)し
・いろいろな人に会い、
・いろいろな本と出合う
など
世界を広げるフォローをしたい
と強く感じています。

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