【ネタバレあり。劇場版「BanG Dream! It's MyGO!!!!!」前編:「春の陽だまり、迷い猫」感想】
公開から4日経ってようやく観ることができました。
面白かった〜!
再放送も含めて、TVアニメは何度も観ていたにも関わらず、新鮮な気持ちで楽しめたのは、前半の楽奈ちゃんメインの新規カットがあったからでした。
この記事では、映画での楽奈ちゃんについて書いていきます。
観た直後に書いたのですが、記憶違いな部分があるかもしれません。申し訳ないです。
TVアニメの時点で、只者じゃない雰囲気を醸し出していた楽奈ちゃん。
新規カットでわかったことは色々ありますが、
・独特の感性を持ち、周囲とズレがあった。また、そのことを楽奈ちゃんも自覚していた。
・ギターや音楽と出会い、ライブハウスSPACEに「居場所」を見出そうとしていた。
・(祖母の詩船さんがSPACEを閉店したことをきっかけに)音楽そのものから長い期間(約2年)離れた。
・(ライブハウスRiNGでオーナーをすることになった凛々子さんに促される形で)ギターを演奏する。それを機に、音楽を通して自分の「居場所」を探すことに前向きになった。
上記4つが特に印象的でした。
細かい点は違うものの、
「周囲とのズレに悩み、偶然出会った音楽に居場所を見出そうとしたが、居場所にしていたものがなくなったことで離れてしまった」点、
「他の人の呼びかけにより、再び音楽と引き合わされた」点で、
TVアニメでの燈ちゃんと共通していると感じたからです。
つまり、TVアニメで燈ちゃんが経験していったことを、楽奈ちゃんは物語開始以前に経験済みだったのです。
楽奈ちゃんが燈ちゃんに初めて興味を持ったのは、第4話のシーンからですが、ここは
「愛音ちゃんの呼びかけにより、再び音楽やバンドと引き合わされた燈ちゃんが、決意を固める場面」でした。
今思えば、かつての自分と同じように前に進もうとする燈ちゃんに、楽奈ちゃんが惹かれたのは当然だったのかもしれません。
また、幼い頃の楽奈ちゃんも、燈ちゃんと同じように周囲とのズレに悩んでいたわけですが、
燈ちゃんのように重く考えたり、周囲に合わせようとしたりすることがなかったのは、
ファッションデザイナーの母親 唄さんや、祖母の詩船さんを始め、「自分の感性を大切にする」「他人の感性を尊重できる」大人が周りにいたからだと考えられます。
(父親の毅さんは、海外で働いているので楽奈ちゃんの傍にはいません。しかし、家族全員での海外移住を提案するなど、楽奈ちゃんのことを思っていることはわかります。)
そういった意味では楽奈ちゃんは恵まれていると言えます。
「恵まれた環境にあっても、自分の居場所や生き方を考えて、探し続けることを選んだ」というのも、楽奈ちゃんの魅力の一つだなと思いました。
書きたいことはまだまだあるのですが、
まとまらなくなってきたのでこの辺で終わりにしたいと思います。
拙い文章をここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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