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Photo by shinsukesugie

暗闇トランポリンジムに通っていた話

ちづる

突然だが、「暗闇フィットネス」をご存じだろうか。

暗闇フィットネス・・・
スポーツジム施設にあるエクササイズスタジオの照明を暗くして、クラブのような雰囲気の中でインストラクターの掛け声とともに運動を行うものだ。

日本には主にエアロバイク、トランポリン、キックボクシングなどが存在し、専用ジムもあれば複合ジムもある。

今回は過去に私が暗闇フィットネスに通っていたため、当時のレポートと通った感想を話していく。

注意！
あくまで一個人の感想です。当時の状況に沿って話すので、今は変わっている部分もあると思います。また、店舗ごとに雰囲気も異なるので入会される際の参考程度に留めていただけると幸いです。



私が通っていた暗闇フィットネス


私が暗闇フィットネスに通うきっかけになったのは、コロナ渦で暇をもてあそんでいたという些細な理由だった。

本当はもっと他にやりたいことがあったのに、外出禁止の雰囲気が漂う当時はなかなか遠出ができずモヤモヤしていたのだ。

そんな中、できることを探したときに運動習慣を身につけることが一番手っ取り早いと考えて地域のスポーツジムを探したところ、暗闇フィットネスにたどり着いた。
全くの運動初心者の私が続けられそうなものが良いと思ったので、結果的に正解だったと思う。

なんやかんやで1年弱続いたので、運動することの大切さは見つけられたのかなと考えている。

実際の中身は、照明を落としたスタジオで最大30人の参加者とインストラクター1人の動きに合わせてトランポリンを跳んでいくものだ。
(1レッスン45分)
基本暗闇なので周りを気にせず跳べるのは大きいメリット。

ただ跳ぶのではなく、BGMに合わせて動きを変えたり、ダンベル運動があったり、曲に沿ったコレオがあるので飽きはこない。

レッスンにも難易度があるので、その日の自分に合ったレッスンを選ぶようにすれば最後まで楽しんで運動ができる。

ちなみに、レッスン終わりは滝汗なので着替えは必須…


トランポリンジムに通って変化したこと


ぶっちゃけてしまうと、

目に見える変化がなかった

私が1年弱しか通わなかったからなのか、元からやせ型だからなのかあまり体型に変化は無かった。
強いて言えば、O脚が若干ましになったくらいか。

トランポリンは有酸素運動のため、ダイエット向きと言える。
元からやせ型の人が跳び続けても効果はさほど感じられない。

一応、筋トレに特化したレッスンもあるが、負荷が大きく音楽に合わせて動きを取るのは私には難しかった。
(プッシュアップがへばるんだこれが…)

変化は感じられなかったものの、ひとつでも多くのレッスンを受けたいという目的があったので続けられたが、効果がわからないと続きにくいなあと思う。


トランポリンジムの様子と通いやすさ


まず、ジムの環境から。

私が通っていたジムに限った話になるが、圧倒的に会員はマダム。
年齢層は30代後半～50代が多くを占める。
30代前半以下の会員はレア。うまくすれば友達になれるかも。
女性限定ともあり、友達同士で入会してる人もいるイメージだった。
(もちろん1人で通う方もいる)

ジム設備は清潔に保たれている。
ロッカールームは狭い。
シャワールームがあるが、レッスン終わりは混雑するのでスタジオから出るのが遅れると待つ必要がある。

また、これは人によると思うが、ひいきのインストラクター(特に男性)ができるとレッスン間に会話をする会員がいる。
そのため、手続き等でインストラクターに話しかけたい場合は気を遣う部分が出る。

インストラクターは基本穏やかな方が多い印象。
しかし、連続レッスンになったり、人手不足が見受けられると素っ気ない態度が出てしまう方もいる。
そういう方は大体数か月後に退職されるので、業界の闇を感じることも…
(ちなみに退職はサイレント。最終レッスン日は一部の会員伝いに広まるようです)

通いやすさは、
若い人ほどハードルが高い

＜理由＞
・月額が高い(月4回でも1万は超える。課金して通うと際限ない)
・女性特有の雰囲気がある
・スタジオの予約時に最前列を取るのは控える必要がある(察して)
・高頻度でジムブランド商品の勧誘があるw


トランポリンジムはこんな人におすすめ


①とにかく痩せたい人
ダイエット目的で、かつジョギング程度だと満足できない場合は、楽しく痩せる方法として取り入れるにはうってつけだと思う。
跳躍し続ける運動は瘦せやすいので、女性らしいボディを手に入れたい場合は向いている。

②運動を通して仲間を作りたい人
通常のスポーツジムでも可能だけど、グループレッスンという一緒に運動を終えたときの達成感を味わうことで互いの境界がゆるくなる。
そこから仲間を作ることで、続ける要素にもなってくる。
レッスンの感想をお互いに共有し合うのも楽しい。

③洋楽、クラブミュージックが好きな人
使用する音楽が様々なジャンルの洋楽なので、暗闇フィットネスにはぴったりの選曲になっている。
また、EDMが好きな人は「あのリミックス聞いたことある！」とぴんとくるだろう。EDMのみ使用するレッスンもあるので楽曲に興味が出てくると、普段の日常生活でも聞きたくなる。
ちなみに、レッスンのセトリはレッスン終了後にジムのフロントでもらえる。


楽しく運動することが続くコツ


ともあれ、運動は楽しくないと続かないと思う。
目に見える結果が出ればよりやる気が湧いて、継続につながるので自分がどうすれば運動が楽しくなるかを考えてジムを選んでみるといいかも。

暗闇フィットネスはトランポリン以外にも特化したジムがあるので、まずは体験して自分に適したものを選んでみてほしい。

楽しくボディメイクできたら最高だよね。

現在は辞めてしまったトランポリン。
またどこかで始めるときがきたら、新たな気持ちで跳んでみたい。

さああなたも暗闇フィットネスへ。




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