こころを大切にしながら生きるには
こんにちは、ちづるです。
私は2022年4月に仕事のストレスが原因で適応障害を発症しました。
本来ならば休職をする状況でありながら、働きながら治療をする選択を決断し、現在は症状を克服して元気に過ごしております。
これまでnoteでは私の経験を通して適応障害、およびメンタルダウンに向き合ってきました。
今回はその締めくくりとして、症状を克服した現在の私がこころの病をどう考えているかをお話ししていきます。
子供のころから気にしいな性格だった私。
2年前にそれがHSPによるものであることを知りました。
人より気疲れしやすく、学生時代は集団で過ごさなくてはという独特の雰囲気・しがらみがとにかくつらかったです。
(ちなみに学生時代はいじめられていました。)
進学、就職という変化はとにかく苦手。クラス替えや席替えももちろん嫌いでした。
自分が環境の変化に遭遇すると大抵調子を崩していたので、なんとなく変化が苦手であることは自覚していました。
今回、職場の異動がきっかけでメンタルダウンしてしまったのですが、今回でわかったのは変化の中で心の支えになるものがあるかどうかです。
私の場合は異動で上司などの困ったときの窓口がなかったことが要因でした。
これまで経験のないことが一気に襲い掛かる状態だったため、キャパオーバーしたと言えます。
いや…本当に経験してわかったんですが、人って簡単に壊れるんですよ。
聞いた話では「こころが折れるまで3か月はもたない」ってことでしたが本当でした。
私は体調がおかしくなって適応障害発覚したのが異動して1か月半後でしたから。こんなにも早くにダメになるかって。
正直、休職を選択しなかったのは今でも後悔してるんです。
同じ経験で休職をされた方にはとても申し訳ないのですが、、羨ましかった。
症状を抱えながら普段通り仕事するってかなりきついです。頭回らない日だってあります。本当にきついのは症状が落ち着いてからです。仕事に行けたんだから症状軽いんでしょ?って周りから思われます。当時の仕事内容なんてほぼ頭に入ってないから後々苦労します。迷惑かけまくりですよ。
それでもなんやかんやでここまで復活できたんだから大丈夫だったんだなって。(ただし、これが正しい選択かどうかはまた別問題。あまり考えたくないですが、また同じことに遭ったら次は休職します。)
ここまでいろいろ個人的主観をお話ししてきましたが…
私からお伝えしたいことは、適応障害は必ず治ります。
治らなかったら現状の対応が自分に合わないということです。
半年経っても改善しない場合はうつを疑う必要があります。
こころをやられると復帰まで時間がかかります。
復帰するまでの時間にやれることはたくさんある。時間は有限ですから。ちなみに、私は完全に復活するまで4か月ほどかかってますが、時間を浪費した感覚があります。
なので、その間の時間を取り返すべく、今はやりたいことを叶えている最中です。
そして、人生は計算しすぎるとまさかに対応できない。
期間を決めずにのんびりやると負担もなく、マイペースにできます。
(ただし、ライフステージに関わるイベントは、ちょっとリミットを考えることも必要です。)
今回の経験を通しての教訓は、
つらかったら逃げてもいい、周りは自分が思うよりも優しい
これに尽きます。
あまり1人で抱え込まない。未だにハードルが高いことですが、少しずつ意識して周囲にサインを送ると幾分楽になります。
全部1人でこなせるほど自分は強くない。これに気付くかでマインドが変わるように感じます。
今後は自分がつらくならないように、上手に周囲と助け合いながら生きていく。そして、自分の気持ちに正直になって欲求を叶える魔法使いのように日々を過ごせればなと思います。
みんながみんながんばっている今の時代。
誰もが休憩をしつつマイペースに生きられるようになることを願ってやみません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
当記事をもちまして、私の適応障害に関わる更新は終了です。
また、気まぐれに書きたいことが出た時に更新します。
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