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「上司にダメ出しされても、やる気がよみがえりました」


「上司にダメと言われても、やる気がよみがえりました」



組織の中で
・新たに企画したいこと
・今までのやり方を変えたいこと
ってありませんか?

大きいモノから、小さいモノまで浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

しかしせっかくやってみたのに、いきなり

「中断ね」

と言われるとガックリきますね。

今日は、あるレッスン生さんがそれを乗り越えて、意欲を取り戻したお話をします(職種などは変えています)。

Aさんは、学習塾のマネージャーをする女性です。


塾を活性化する取り組みとして、「塾お茶会」を企画しました。
保護者さん同士が、子どもの塾終わりを待つ間に、ちょっとお茶を飲みながら交流する場です。
しかし、他の業務も忙しくなり「今月いっぱいで中断」と塾オーナーから言われたそうです。

Aさんの悩みは
「オーナーに対して、なぜ言い返せなかったのか」
「私は、継続する力が足らないのか」
と、自分への失望でした。

しかし、よくよくお話を聞くと
「こういう交流会も、自分が発案して実行した」とのこと。
つまりは、ゼロをイチにした。実績を作ったんです。
この一歩が大切です。

そして、どうして企画なさったのかと伺うと

・子育てや勉強で悩みをもつ親同士が、率直に語れる場を作りたい
(進学塾ではなく、補修が目的だそうで、保護者さんも悩みが多いそう)
・塾送迎で疲れている保護者さんに、コーヒーやお茶の一杯で心を緩めて欲しい

そうすると、どんな効果が出そうですか?
・笑顔で、子どもに接する余裕がでる。
・保護者さんの笑顔が、子どもを必ず幸せにする。
と、笑顔3倍増しで語られました。

お茶会の向こうの願いは、保護者の元気。ひいては子供の幸せ。

本質的なAさんの「大切な思い」にたどりついた瞬間でした。


そうなると、中断理由である、予算がない、時間がない、を突破するアイデアがドンドン出てきました。

コーヒーを高い豆で淹れていたけど、インスタントでもいいんじゃないか。
おつまみのスイーツは、簡単なチョコなどでもいい。
忙しい時は中断して、余裕のある月だけの開催でも。

そしておっしゃいました。
「今まで上司から求められる事柄をキチっとする。
それしか考えていませんでした。
もちろんそれをした上で、自分がしたいことの『効果』も含めて
もっと、上司に提案していきます」

受動態から、能動態にぐるっと反転した感じでした。


「やりたいこと」というと、組織では自分勝手な行動じゃないかと思われがちです。
しかし、その向こうの「周囲の笑顔」という「効果」があります。
それこそが、その組織の「ウリ」になる可能性もあります。

「したい」の向こうの、叶えたい「願い」を見つけることが大切です。
意欲が蘇る、倍増します。

仕事も家事も「いわれたままする」より「小さくても自分で考えて創る」方が、楽しいです。

でもせっかくのアイデアも言わないと消えます。もったいないです。
あなた自身のかけがえのないアイデアを、言葉として口に出すと、
「それっていいじゃん」という協力者も見つかります。

そして、何よりあなた自身に「YES」と言える。

小さなYESの積み重ねが、自分への「自信」に繋がります。

お読みいただきありがとうございます。
あなた様にとって、善い人や仕事とのご縁がありますように。


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