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こんにちは!

組織でも、学校でも、「信頼関係が大切」ってよく聞きます。
確かにその通り。聞き飽きたかもれないですが
「心理的安全性」
の土台になるのが信頼関係で、また信頼関係が安全性を増すという好循環が生まれます。

そこで、信頼関係ってそもそもナンダ?

って聞かれると何と答えますか?

「うーんと、信じること」
「お互いが頼まれて頼む存在になること」

うん、その通りだと思います。
「じゃ、信じるってどうすればいいの?」
「何からスタート?」
「頼まれ、頼む存在になるって、どうすればいいの?」

と無限後退(苦笑)に陥ります。組織的には、HOW構築でしょうか。

ここからは、ちょっと自分事になります。


うっとうしい方はスキップしてくださいね。
私は、高校時代、誰も信じられない状況でした。
それまで必死に信じていた「親」でさえ、父を信じていいのか、母の言うことが正しいのか。
「誰も、分かってもらえない。誰も信じられないな」
という状態。
これが、いわゆる「殻に閉じこもる」ってヤツでしょうか。
分かり易く学校に行かなければいいのに、行くもんだから、余計に
「仮面」をかぶり、存在感を消して学校では過ごしていました。

そんな私が唯一、心を開けられる時間がありました。


中学時代の恩師と話す時間です。
偶然、家が近くて、土日はほぼ暇にしている人でしたので、お邪魔しては
お母さまにお茶を入れていただいて、2,3時間は話していました。
ほとんど私の言うことを
「聞いてね」
というスタイルだったのですが。
ですが、先生は、嫌な顔ひとつせず、というか私の愚痴、父への嫌悪、母や医者への不信感、勉強が捗らないこと、などなど
「ほう、ほう~」
と興味ふかげにきいてくれるのです。
そして、全部聞き終わった後に、
「そこまでいうのは、あんまりだろ」
とか、率直に意見を返してくれます。そして私も返す。
世の中で、たったひとり心の中の真実で「反論」できる人でした。


その時間があったからこそ
今、こうやってこんな文章を書けているといっても過言ではありません。
たった、ひとりがきいてくれるだけで、生き延びられた期間でした。

すいません。私ごとでしたが、結論!


信頼関係は「聴く」です。

あまりに、シンプルすぎるだろ!
そんなの分かっているよ。と言われそうですが。

でも、本当に聴いていますか?
相手が話す経緯や、今、心の中に何が渦巻いているのかに、そっと
耳目を立てながら、聞けていますか?

私はコーチでありながら、娘にはそうもいかない。
夫でも、そういう場合があります。

しかし、
「あ~聞いていないな、私の声だけ聴いているな」
と気づいて直すことは、できてきた。
すると、娘や夫との関係性が変りました。

「信頼関係が作れない」という方は
「もっと、相手を信頼したい。信頼してもらいたい」
という温かな願いを持った方です。

そして、対話を重ねると変化は表れます。

そんなことを、5人の主人公を私の代打として送り込んで書いた本です。
・今、率直に本音で話せる相手がいないな。
・ちょっとしたことが、心にわだかまっている

そんな絡みを紐解くヒントになります。
手に取ってお読みいただけると嬉しいです。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

9月24日発売予定
「自分を大切にする5つの物語~悩みの内側と外側を知り自己肯定感をあげる」kindle版1100円、オンデマンド印刷版1650円


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谷脇まゆみ@「自分史上」最高の未来創りコーチ🌈自己肯定感をアップして悩みの「仕組み」を紐解く
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