ヒエラルキーとフラットについて最近思ったこと〜異なる軸のヒエラルキーをたくさんつくることが重要なのでは?〜
ヒラエルキーについて考える際に、昨今よくセットで語られる「フラット」というキーワードがありますね。このフラットについて最近思っていることがあります。
それは、フラットな関係を直接つくろうとするのではなく、順序が逆転するくらい異なる軸のヒエラルキーがたくさんあることで感じることができる対等性というか、対等な感覚というのが本質なのではないか、ということ。
そういう意味では、その人が生まれ育った場所を訪問する企画は、一部を除いては違ったヒエラルキーをつくるいい機会かもしれません。
そして、例えば全盲の方が、ナビゲーターとして真っ暗闇の世界をリードして、教えてくださるダイアログインザダークなどの機会は、会社組織単位ではなく、社会単位での異なる軸のヒエラルキーを増やす動きの1つであり、人間社会自体が、自然な状態へ移行するための大切な動きではないか、という思いが強くなっていっています。