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どうせ生きるなら好きな自分で生きていきたい【きれいになりたい気がしてきた/ジェーン・スー】


「きれいになりたい気がしてきた/ジェーン・スー】




※ジェーン・スーさん

1973年東京生まれ東京育ちの日本人。

作詞家・コラムニスト・ラジオパーソナリティー。

著書も多数の、まさにアラフィフ女性です✨






歯に衣着せぬ発言と、

私達世代の「あるある」を

軽妙に

絶妙に

表現してくれるところが本当に大好きなんです♡✨





そして、これまた同世代、

TBSアナウンサーという華々しい職を辞して

あえてのフリーランス(沖に出る、と表現されていました)、

堀井美香さん(秋田のご出身だからより親近感!)とタッグを組んだ

ポッドキャスト番組【OVER THE SUN】も

毎回、楽しみに聴いています。



楽しみ過ぎて、

一気にボリュームたっぷり浴びたいものだから、

あえてまとめて聴くことも多々・・・。




※まだ聴いたことのない方はぜひ聴いて!!!
 笑えて、泣けて、共感できて、心スッキリ!!
 心底オススメです!!!



ジェーン・スーと堀井美香の【OVER THE SUN】




ごまかしごまかし生きてきたら、自分の本心がわからない!?


そんなジェーン・スーさんの著作が

【きれいになりたい気がしてきた】(2022年2月28日発刊)






その中から、

気になる一節をいくつかご紹介しますね。





〝ごまかしごまかし生きてきたら、自分が本当はなにをしたいか、なにを欲しているのか、よくわからなくなってしまいました。四十代半ばまでは、「こういうこともある」と自分を納得させられるようになったことが、あんなに誇らしかったのに。〟

(第三章「傷ついてこその超回復」より)







〝あれは衰えた肉体や顔面をごまかす力技としては有効だけれど、我々はもうちょっと、女として世間に馴染みたいではないですか。並外れた規格外人物になりたいわけではないのだよ。加えて「ごまかし」ではない何かが欲しいのだよ。「ありのまま」を丁寧にアップデートしてそれを当たり前のように打ち出したい。〟

(第三章「新しい像を掘り起こさねばならぬのだ」より)







〝そもそも他者の評価なんて時代次第でどんどん変わるのだから、良き母、良き妻、いい女、そしてありたい自分の基準を他者にゆだねないと肝に銘じ、日々を紡いでいきたいものです。そういう生き方を、なんと二十年まえにやっていたのだなあサマンサは。自分の決断はすべて自分で責任を取っていましたしね。〟

(第四章「十年じゃない、二十年だ!」より)








・・・ってね、

もうもうもう、

ご紹介したいところだらけです!!!





最後にもう一つ!




〝人にはそれぞれ事情があって、みんなが少しずつ、不満と不足を抱えて生きている。
それでも、明日も生きていかなければなりません。
どうせ生きるなら、好きな自分で生きていきたい。
私もそう思います。
きれいになったって、いいじゃないか。〟

(【きれいになりたい気がしてきた】帯の言葉より)









そして、

壁にぶつかった時は

ほぼほぼ共感だらけのこの本を引っ張り出してきて

〝好きな自分で生きていく〟ためのヒントを探しながら

熟読してしまうのです。





読むたびに

拾いたくなるポイントが変わる。


その都度、

「どうしてここが響いたんだろう?」


と自分掘り掘りの材料にする・・・!




何歳になっても不安な瞬間はあるじゃないですか。


  • 私がやろうとしてること、これで合ってる?

  • 選んできた道に間違いはなかった?

  • 他にもっといい方法があったのでは・・・?


でも、いくら周りに訊いたってその答えはなくて、

最終的には自分で

「これでよし!」

「自らの選択に後悔なし」

と思えるまで、

〝納得〟を積み重ねていくしかないのですよね。



その後ろを振り返った時に初めて、

〝自分なりの答え(自分なりの正しさ)〟という

道が出来ていく。



他でもない、

私が私の人生を生きていくその道は、

私の後ろにしか出来ないんだな、と。




今のところは、

〝道無き道を行く〟感覚だとしても、

人生、それが常。




そしてその常を受け入れた人が初めて、

〝好きな自分で生きている〟

と思えるようになるんだと

この本が教えてくれました。





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