自分で選んだもの、選ばなかったもの。自分なりのこだわりがそこにあれば。【遅咲きも晩婚もHappyに変えて/LiLiCo】
ご存知、
映画コメンテーターの
LiLiCoさんのエッセイです。
LiLiCoさんは、
いろんな顔をお持ちですが、
そのいくつをご存知ですか?
私は、
映画コメンテーターとしてのLiLiCoさんの
印象が強いですが、
その他にも
北欧雑貨を扱うSHOPのオーナーだったり、
プロレスラーでもいらっしゃるんですね!!
元純烈メンバーの小田井さんとご結婚されたことも
大人同士ならではの結婚観が素敵だと
話題になりました。
とにかく明るくて、
元気でパワフル、
白黒をはっきりつける姉御肌・・・
そんなLiLiCoさんのイメージは、
この本の中でぐるんと覆りました。
下着へのこだわり
以前、TV番組のコメンテーターをされていたLiLiCoさんが、
「下着だけは
いつも新しいもの(だったか、キレイなものだったか)を
着けるようにしている」
とお話しされているのを見て、
メモしておきたい衝動に駆られたのを覚えています。
(結果、バッチリ〝頭メモ〟されてました)
当時のLiLiCoさん曰く、
自分は独身だし、
いつどういう状況で
何があるかわからない。
もし(命に関わるような)何かがあった時に、
下着はみっともなくないもの、
(表現は違ったけどそんなイメージのこと)
を着けていたい。
とお話されていたのでした。
その頃は、
今の旦那様と出会っていなかったんですよね。
女が一人で生きていく、
と決めた時の
心意気とこだわりと覚悟に、
すごく感銘を受けたのを
覚えています。
この本を読むと、
その下着発言の根底にある、
LiLiCoさんの美意識が
ビシバシ伝わってきます。
〝晩婚・遅咲き〟
・・・という、
キーワードのインパクトが先行している気がしますが、
それらのキーワードは大した問題ではないのです。
ご縁はコントロールできないけれど、
自分がどうありたいか?は
自分次第。
〝今〟がたまたまそうである以上、
その時々をどんな風に自分らしく生きるか、
そんなヒントがもらえます。
自分で選んだもの、選ばなかったもの。
自分なりのこだわりがそこにあれば、
〝選ばなかったもの〟
(この本でいうところの、
適齢期と言われる時期での結婚や、
早い段階での成功、かな?)
にいつまでもひきずられることなく、
〝自分で選んで、今手にしているもの〟
に幸せを感じられるのですね。
世間や人の目を気にする必要はない。
「自分がどうありたいか」
他者に理解を求めなくていい。
「あの人どう思ってるのかな?」なんて
他者の内側を見なくてもいい。
「私にとっての幸せは何か?」
ただこの一点を極めていった先に
幸せがあるんだな〜と思える本です。