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栄養情報⑤ ゴーヤの魅力とは?

南国沖縄の代表的な食べ物と言えば、ゴーヤが有名かと思います。
にがうりとも呼ばれており、あの独特の苦みが魅力の今の時期にピッタリな夏野菜です。
今回は、ゴーヤについてご紹介したいと思います!

●多く含まれる栄養素・成分とは?

・ビタミンC

ゴーヤには、きゅうりやトマトの5倍以上の76mgと非常に多くのビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。

・モモルデシン

ゴーヤの独特な苦味成分は、「モモルデシン」というとても身体に良い成分です。
モモルデシンは、胃腸の粘膜の保護や食欲増進、神経に働きかけて気持ちをシャキッとさせる効果があると言われています。
まさに夏の時期にピッタリの野菜ですね。

・カリウム

むくみ解消効果も期待できるカリウムが260mgと豊富に含まれています。

・鉄分

セロリの約2倍の豊富な鉄分が含まれていて、貧血予防に効果的です。
鉄分は、人間の体に必要なミネラルの1つであり、人体に酸素を運び込むヘモグロビンを構成する欠かせない栄養素です。
ビタミンCと同時に摂取することで、より効果的に吸収することができるので、
ビタミンCも豊富なゴーヤは鉄分の摂取にピッタリです!

・食物繊維

腸内環境を整えたり、気になるコレステロール値の改善に効果的な食物繊維が
ゴーヤには白菜のおよそ2倍の食物繊維が含まれています。
便秘解消にも効果的であるため、お腹のハリや残便感を抱えている人にオススメです。

その他にも、β-カロチンやビタミンB1、またカリウム、リンなどのミネラル類も豊富に含まれています。
体のむくみをとり、疲労を回復してくれるため、夏バテ防止に役立ちます!

●オススメレシピ

・ゴーヤジュース

夏バテ対策・二日酔いにいかがでしょうか?
りんごも入っているので、とても飲みやすくなっています!

<材料>(4人分)

・ゴーヤ 4本
・りんご 1個
・レモン汁 少々

①ゴーヤのわたをスプーンで取り除き、適当な大きさに切る。
りんごは皮を剥き、適当な大きさに切る。
②ゴーヤ、りんごの順にミキサーで絞り、仕上げにレモン汁を加える。

・ゴーヤチャンプルー

ゴーヤの代表的な料理と言えば…ゴーヤチャンプルーは外せないですよね。
私は、シンプルに味付けするのが1番オススメです!

<材料>(2人分)

・ゴーヤ 1/2本
・木綿豆腐 1/2丁
・豚バラ肉(薄切り) 100g
・卵 1個
・サラダ油 小さじ1
・かつお節 適量
◎しょうゆ 大さじ1と1/2
◎みりん 大さじ1と1/2

①ゴーヤは縦半分に切り、スプーンなどでわたをきれいに取り除き、2mm厚さの半月切りにする。
ボールに入れて塩(分量外)でもみ、水で洗って水気を切る。
②卵は溶きほぐす。
③豚肉はひと口大に切る。
④豆腐は水きりし、手でひと口大にちぎる。
⑤フライパンにサラダ油を熱し、②を流し入れて半熟に炒め、取り出す。
⑥同じフライパンで①③④を炒め、⑤を戻して◎で味付けする。
⑦器に盛りつけ、かつお節を散らす。

※番外編※
◆ゴーヤの育て方◆

ゴーヤは、育てる手間があまりかからないため、初心者でも取り入れやすいです!
4月上旬以降で気温が十分上がった時期に種をまき、苗の植え付けは5月上旬に行います。
真夏から9月頃まで収穫を楽しめるそうです!

きちんと水やりすれば、比較的簡単にできますので、
ぜひ、来年の春に始めてみてはいかがでしょうか?