回避のコツ
前回書いた、天災は関係者や現実世界にとっての本質的な
次のレベルの喜びを誕生させる上で障害となっている要素を
強制的に取り除く意図が存在するという作用を掘り下げると。
天災のターゲットから外れて、その被害を受けずに済む、
あるいはその被害を小さくするための視点を見出せる。
これは世間で話題になっているような天災に向けた備蓄や、
予行演習、対策とは異なる角度からの内容。
天災による壊滅的な打撃から生じる悲劇や絶望も、
後々の大きな光へと昇華する可能性のある過程やピースの一つなので、
この荒療治のような作用が無くなった方が良いとは一概には言えないけれど。
できればそんな哀愁や暗闇の只中を経験したくないと
思うのが人が持っている人情の一つ。
天災の心や目が見ている関係者や現実世界にとっての本質的な
次のレベルの喜びを誕生させる上での障害的な要素というのは、
簡単に言うと命の在るべき本意の手枷足枷となっている物事を指す。
癖、習慣、考え方、何かとの関係、
過去からの影響などが代表例だろうか。
つまり、事情はどうあれ、その命の在るべき本意を無視したり、抑圧したりして、
虚偽的な生き方をしている割合が高ければ高いほど、
天災のターゲットになりやすく、被害も受けやすい。
言い換えれば、自身や現実世界がもっとこうなったら心地良いのにな、
というふうに自身や現実世界にとっての心地良さを限りなく
突き詰めて変化していこうとする生き方をされている命は、
天災のターゲットから外れやすく、被害も回避しやすい。
未来で起こり得る天災に向けた対策会議や予行演習などで
恩恵を受け取れる方々も存在すると思うが、
心地良さを限りなく突き詰めて変化していこうとする意識や姿勢を
総意として共有することも天災の襲来や被害を防ぐことに繋がる。
これからどんな心地良さを突き詰めていきたいでしょうか?