怖いのは
亡き父に言われたことを思い出した。
父とは、とても仲が良いとは言えなかったが、
それは、恐らく私が父にあこがれすぎて届かない壁に甘えていた証拠でもある。
そんな父に教えてもらったことは多い。
特に夏になると思い出す言葉がある。
中学ぐらいだっただろうか?
年齢的に幽霊やおばけって怖い存在と思い怯えるじゃないですか。
さらに、そうゆう話も耳に入ってくるし、過大に聞こえてくるお年頃だと思うんですよね。
私は元々から突発的なことは、とても苦手で予定通りにいかないと、
冷静さを失くし小心者になります。
もっとも、それが私の本来の性格なのですが、大人になった今では、
多少のことは予防することができます。
しかし、多感な中学生では、まだ未熟。
さらに、見えない幽霊やおばけは防ぎようがないわけです。
そんな私をみた父が言った言葉が
「幽霊や見えないおばけなんて怖くない。
世の中最も恐ろしいものは、生きてる人間だ!」
と、言い放ったことがあります。
コロナ禍において、人が色々と変わってしまっていることがあります。
身近な人でも、今までと変わってしまった人もいます。
ニュースで流れてくる自然災害以外のことは、悲しい出来事や驚く出来事は人が織りなしていることです。
やっぱり、見えないものよりも人は怖い。
良いスイッチになるご縁が近づいてきてくれることを、
願うばかりです。
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